しとしと雨の降る今日のダイナランド。
そしてその雨でしっとりと潤う、ゆりの球根たち。
今日は今年の新しい球根をゆり畑に植えていく作業を行っていました!
皆さんも知っての通り、
ダイナランドゆり園のウリは標高1,000mの高原からくる涼しさもさることながら、
なんといっても57,000㎡の広大な土地に咲き乱れる、西日本最大級のゆり360万輪という、この規模感でしょう!
この360万輪という膨大な数を支えるには毎年の細やかなケアが不可欠。
球根植物であるゆりは冬の雪の下で越冬したあと、夏にまた花を咲かせてくれるのですが、
もちろん全ての下部が花をつけるわけではありません。
また、球根に蓄えられた栄養が少しずつ減っていき、1つの株につく花の数も減っていったりするのです。
そこで、
すでに植わっている球根に、なるべく栄養を残すために肥料をまいたり、「芽摘み」を行ったりしますが、この時期には「捕植」という作業も行っているんです!
簡単に言うと、新しい球根を植える作業ですね!
まずはおっきなドリルで球根を植える予定の場所に穴を掘っていきます。
ただ、でたらめに掘っていけばよいというわけではなく、
すでに植わっている株と株の間を埋めるように植えていき、
眺めた時に寂しい箇所が無いようにバランスよく調整します。
この今日植えられた球根は今季の中~終盤に花を咲かせてくれる株になります!
「今季は開花が早いのでは?」と言われているゆり園ですが、
そんな中でもお盆ごろまで素敵な花を楽しめるように、
今の内から種、ならぬ「球根」をまいているのですね。
綺麗な花に育ちますように!
ぽっちゃり ちゃんこ主任でした!