それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

Valuの値段を決定する要素

Valuというサービスが話題です。

個人で「VA」という株式のようなものを発行して、クラウドファンディング出来る仕組みです。

本サービスが始まって1ヶ月程度。僕も始めたのですが、色々と攻略法のようなものが見えてきました。

Twitterのフォロワー数とVAの値段の割合

VAを発行するには、ビットコイン口座を持っており、SNSを活用しており、登録して、暫く待つというかなり面倒なハードルがあるため、現在はITリテラシーが高めな人しか利用が難しいです。

VALUランキングなどを見ていると、ツイッターのフォロワー数が多い人ほど、VAの時価総額も高いように見えます。

しかし、ランキングに入るような上位の人だけではなく、幅広い人をプロットしてみると、そうではないことがわかります。それがこのグラフです。

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サンプル数がすごく少ないですが、Valuのデータが見れるのが午前9時から午後9時までなので、普通に仕事してるとほとんど分析の時間が取れないのです。。。

縦軸は、何倍に値上がりしたか?という倍率を表します。最大の倍率のひとはフォロワー数が4万人近くいて、25倍程度になっています。100万円がスタートなら2,500万円にも!
一方で、赤丸で囲んだようにフォロワーは2万人を超えているけれど価格は2倍程度にしかなっていない人もいれば、緑丸で囲んだようにフォロワーは5,000人未満なんだけど、価格が10倍近くに値上がりしている人もいます。この違いはどこから生まれるのでしょうか?

Valuの時価総額の方程式

VAの値段は取引が発生しないと変動しません。

値段が上がるためには、「買ってもいいかな」と思える人が増える必要があります。逆に、動きがないと、「動かないから売っちゃおうかな」という人が増えてきます。いくらSNSのフォロワーが多くても、放おって置くと値段が上がらないばかりか、逆に下がることになります。

 

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したがって、値段を高くキープするためには、ホルダーやウォッチしている人にメッセージを出したり、優待も工夫して、流通が起こるように仕向ける必要があります。ある程度値動きのある銘柄になるにはそれなりの手間が必要なので、「本人のやる気」が大事になってくるわけです。

Valuの問題点など

Valuは個人がクラウドファンディングをするのに、結構面白い取り組みだと思います。

一方で、いまの時価総額ランキング上位が「ネット有名人ランキング」みたいになっていて、ちょっととっつきが悪くなっています。Valuの特色は「優待」にこそあると思うので、リアルに魅力的な優待を出せる人が増えてくると、このあたりのランキングは変わってくるんじゃないかと思います。

 

色々分析もして、他にも問題点とか『割安銘柄』を見つけるコツなんかも見えてきました。そのへんはまた第2弾の記事で書いていこうかと思います。

 

僕もValuをやっています。僕の特典は1VAにつき、このブログの記事を1本書きますよ。というものです。なので、数をあんまり出せませんが、そこそこ動きは出せるかと思います。

たまに売り出したいと思いますので、ウォッチリストに入れておいていただけるとうれしいです。

Rick08のValu https://valu.is/rick08