今日、セミナーを受講させていただいて来たのですが、その中でさる有名な旅館の女将さんのお話をシェアで伺う機会があり、感じ入ったことがありましたので、昨日に続けて書かせていただきます。
北関東地域で大変に著名な旅館の女将さんの実際にあった経験談だそうです。
そちらの旅館はとても良いと言う評判の所だそうで、色々な所から沢山の方がお越し下さるそうです。
ところが意外なことに、そちらの旅館に到着する前に、家族とかカップルとか喧嘩をしていて、非常に気不味い感じで来られる方とかもいるんだそうです。
それでそちらでは、そのお客様の為に何が出来るだろうか、どうして差し上げたら良いだろうか、と旅館の従業員の方含め全員で考えられるそうです。
そして、何とか来て良かった、幸せな気持ちになれた、と帰宅されるよう努力をされ、評判が評判を呼びとても流行っておられるのだそうです。
そんな中、あるお客様が車でお越し下さっていて、帰宅途中で交通事故で亡くなられる、と言う経験をなされたそうです。
つまり、最後の夜、食事がそちらの旅館でのものだった、と言うことです。
それで、当然女将さん始め従業員の方々は大変にショックを受け、我々のした仕事は、と思われたそうです。
しかし、女将さんはここで私達と関わってくださって、最期の夜、時を幸せに気持ち良く過ごして下さった、その思い出を抱いて逝かれたのだから、自分達がしたことは無駄ではなかった、と納得するようにしました、と話して下さいました。
このお話を伺って、私はとても共鳴、共感することが出来ました。
そして、このお話を偶然にも伺えるなんて、きっと昨日書かせていただいた患者さんの引合せに違いない、と感じたのです。
こんな偶然、引き寄せの法則があるなんて有り得ないことだ、と思ったからです。
女将さんの言葉、お話を通じて、感謝の思いを伝えて下さったに違いない、と私は確信してしまいました。
昨日も書きましたが、普通の治療しかできない所でインプラント始めていたなら、絶対に噛める、使える状態にまで、あの短期間で治せていなかった、と言い切れるからです。
3月下旬に始めていて全顎治療で、秋には松茸のコース、佐賀牛フルコースを美味しそうに召し上がっていただけていたんですから。
著名な旅館の女将さんのお話を伺えて、セミナーに真面目に行き続けてて本当に良かった。
大切な方を亡くして、凄く滅入ってしまっていたのですが、何とか復活出来そうです。
生き残った者は、まだまだその使命、生きるということを真面目にしなければならない。
亡くなられた方の思い出があるうちは、我々が生きているうちはその方は思い出の中で生き続ける。
だから、残された我々は出来る限り命を繋ぎ、長く頑張るようにしなければ、そう思えるようになりました。
心からご縁をいただけましたことを感謝致します。
ありがとうございました。
合掌。