上戸彩、「おしん」母役に「命かける」

 女優・上戸彩(27)が映画「おしん」(10月公開)でおしんの母を演じることになり、5日、都内で行われたキャスト発表会見に出席した。

 同作は1983年にNHKで放送され、社会現象となった連続テレビ小説の映画化作品。上戸は、ドラマ版で泉ピン子(65)が演じたおしんの母・ふじ役に抜てきされた。

 泉は今回、おしんの奉公先の大奥様役で出演することから、この日は新旧の“母”が顔をそろえた。泉を前に上戸は「私には早いんじゃないか、母親には見えないと言われるのが目に見えていますが、ピン子さんに『命をかければ、彩にもできる』と言われた。命をかけて頑張りたいと思います」と並々ならぬ決意を表明した。

 ふじが極寒の最上川に入水し堕胎しようとする名シーンにも挑むといい、泉は「流れが速いし体は浮くし。彩ちゃんには電話で『あれは覚悟しろ』って言いましたよ」と上戸をビビらせる?助言もしていた。

 おしん役には、約2500人が参加したオーディションで宮崎県出身の新人・濱田ここね(8)が選ばれた。濱田は、上戸との親子役を「上戸さんはずっと優しいです」と喜んでいた。

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