遊びを通して学び
生きる力を身につけていきます。
今の子ども達は、手先や五感を使ってあそぶ体験が昔に比べ格段に少なくなっているそう。
ゲームや携帯ばかりを悪者にしたくもなく、毎日便利に使ってるので、ならではの恩恵も知りつつあえて書きますが、
確かにゲームやタブレットなど指先と感覚と反射で遊べるものが増えた今、
手触りや、形や、触覚や嗅覚や…総動員してあそぶような体験は
もしかしたら今の子ども達には
《あえて》環境を作らないと難しいかも。
(感覚過敏の子ども達には、必要な配慮をしながら。)
そして今の時代、あえて作ったその環境でも
きれいなものをきれい!可愛いものを可愛い!と思える感覚を育てていかないと、
音楽を楽しみながら続けていくのは、厳しいのかも…
音楽には、感じる心と想像力が必要だから。
雨降りに傘と長靴で歩きながら、
粘土を思いっきりこねながら、
お手玉がうまくできなくて苦心しながら、
しっかり脳と手足と五感を使って、あそんで欲しい。
できることなら、それに
鼻歌でいいから歌をつけ、それをピアノで工夫して演奏できるような子に育って欲しい。
演奏技術だけうまくなる…ではなくて、自分の思いを音楽で表現できる子に。
そんな思いで毎日教室しています。
さて!
今年もみんなでさくらんぼ狩り(実が採れるのは1週間だけ…レッスン日が合わなかった子ごめんなさい(>_<)来年楽しみにしててね!)。
毎年この時期だけ特別に5分レッスンを早く終わり、レッスン前後の子達2人1組で裏庭のさくらんぼをコップに1杯ずつ採ります。
小さい子のために枝を押さえてあげたり椅子に登って採ってあげる子、家族に…と一生懸命選びながら採ってる子、優しい気持ちと成長がたくさん見られました。
採りながら、さくらんぼの歌を作ろうということになり。
歌詞を考えてきてくれた子達がいました!
今度はこれにメロディーをつけ、来週伴奏を一緒に考えることに。
こういうの、本当に嬉しいです。
来週楽しみにしてるね!