沖縄県:初のハワイ超えの勢い、世界の観光客数-アジア取り込み (1)
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沖縄は県民の、観光に従事する割合が高い。そのため、観光客を迎えることが、自分たちが愛する故郷を離れずに生きていくための大事な方策だということが、よく浸透しているように思う。そういうものが、おもてなしにつながる。じゃらん宿泊旅行調査の満足度でも、47都道府県中、一位を取っている。
反対に、観光に頼らずとも産業が成り立つ県の満足度は低くなりがちなのが興味深い。コメントを見て情けなくなります。
ハワイも沖縄も人口はほぼ同じぐらいの140万人です。
島外からの旅行客もハワイも沖縄も北海道も同じくらいになりました。
しかし一人当りのGDPは、ハワイは五万ドル、沖縄は半分以下です。済州島の三万一千ドルにも及びません。
旅行客が増えても住民の所得が低いままでは、観光政策のどこかが間違っているのではないでしょうか。沖縄がアジアの最大リゾートに成長したことはとても喜ばしいです。ただ、忘れてはならないのは、修学旅行先の全国1位は長く沖縄が君臨していることです。これが沖縄の観光を下支えしています。ディズニーランドと同じ構図です。また、学生でも行ける価格設定と学生が行きたくなる観光資源の開発に成功したことが大きいと思います。私が学生の頃は、最初の夏休みはみんな北海道に行っていました。国内の顧客満足を追求してクオリティを高め、その土台の上でインバウンドの風をうまく捕まえるという教科書に書きたいような展開だと思います。