県弁護士会業務改革委員会の沢田雄二委員長は「最終的に何人が弁護士を志望し、県内での就職を希望するかわからないが、今年は県内の求人はほぼない」とみる。/YOMIURI ONLINE(読売新聞)

■「司法制度改革なんだったのか」

 弁護士の増加で、県内での新人弁護士の就職難がピークに達している。今年は県内の法律事務所が飽和状態で、現在までのところ、ほとんどの事務所で受け入れができない状況だ。

 県内では近年、毎年10人ほどの新人弁護士が県弁護士会に登録してきた。しかし、今年は、宇都宮地裁の修習生25人のうち採用内定を受けているのは約半数で、いずれも県外の法律事務所。県弁護士会業務改革委員会の沢田雄二委員長は「最終的に何人が弁護士を志望し、県内での就職を希望するかわからないが、今年は県内の求人はほぼない」とみる。修習終了まで約半年。県外の法律事務所に内定が出ている修習生は、「就職先が決まっていない修習生からは、あまりの就職難にあきらめの声もあがっている。多様な人材を確保すると始めた司法制度改革はなんだったのか」と漏らした。

引用:弁護士増 仕事は減 : ワイドリポート : 企画・連載 : 栃木 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

“=========== Meta ============
“StrID : 1286
“Title : 県弁護士会業務改革委員会の沢田雄二委員長は「最終的に何人が弁護士を志望し、県内での就職を希望するかわからないが、今年は県内の求人はほぼない」とみる。/YOMIURI ONLINE(読売新聞)
“Cats : 社会・世相・時代の参考情報,弁護士
“Tags : 弁護士会,司法制度改革
“========== Content ==========

コメントを残す