昨日からTwitterで話題になってる、とある写真から、
個人アカのフォロワーさんで合唱をやっておられる方と 移動ドと固定ドの話しになって。
移動ドとは・・・
移動ド(英語:Movable do)とは、「ドレミファソラシド」を音名ではなく階名として考える、または歌う方法。
長調では主音を「ド」、短調では主音を「ラ」又は「ド」とする。
「ドレミファソラシド」以外の階名を用いる場合は、単に「階名唱」または「階名唱法」と呼ぶ。
ソルフェージュでの訓練において使われる。
一般的に、ポピュラー音楽のソルフェージュの訓練では移動ドを使う。
~wikipediaより引用~
つまり、ト長調の音階(ソラシドレミファ#ソ)を、その音のまま、ドレミファソラシド、と歌うのです。
で、私、移動ドだけはどうしても気持ち悪く、苦手で・・・
いわゆる絶対音感のある人、つまりドはド、ミはミ、と聴こえる人達にとっては、例えばト長調を移動ドで、ソをドと歌うのが苦痛なのです・・・
ソはソ。ドはド。これが固定ド。
で、それを受けてのその方の経験と考え。
ご了承いただけたので、引用させていただきます。
《アカペラの合唱をやっていると、メンバーの音程が全体的に下がっていてもハモることを優先することがある。ところが絶対音感を持っている人はこれが耐えられない。
正しい音程で歌おうとしてしまうのだ。
極端な人になると、歌うのを止めてしまうか歌えなくなってしまう。
ずれた音程に耐えられないのだ。》
《もう少し厳密に言うと、平均律の音程ではハモらないので、アカペラではピアノの音程より少し高いまたは低い音を出すことを要求される。
いわゆる音感が正しい人ほど、これを苦痛に感じる。
アカペラにおいては、絶対音感が弊害になることがあるのだ。
これは個人のせいではなく、受けてきた教育のせいだ。》
とても、わかる。
歌えなくなった人の苦しみも。
移動ドが気持ち悪いと感じてしまうのは、もう絶対音感を持ってしまったら、ある意味仕方ない。
持って生まれた能力を教育によって磨き、精度を高めた絶対音感は、もうその人の一部だし、優れた能力。
なのだけど・・・
それに縛られて音楽が苦しくなってしまうのは、ちょっと悲しいなぁ。
と、
ここまで考えて、最近考えていた事とつながるな・・・と気づき。
~(2)へ~