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こうして勝利いたる幸運の運命が扉を叩く・・・音楽療法について

2016年01月29日 22時44分19秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
音楽療法について

病院の玄関ホールでピアノとヴァイオリンのアンサンブルが演奏されました。
毎月一回程ピアノが演奏されています。
昨日ピアノの調律者が見えられていました。
クラシック音楽は人間の深い潜在意識を揺り動かし、痛みの軽減、ストレス、不安等の解消に利用されています。
手術室等で流されています。
それは民謡しか知らない老人でもクラシック音楽は意識の底まで影響を及ぼします。
それは人間だけでなしに植物、動物等までも影響を及ぼします。
音楽療法として芸大の桜林仁先生が提唱されました。
日本での草分けの存在でありました。
一九七九年福永洋一騎手が落馬して意識不明になりアメリカのグレン・ドーマン博士のところで音楽療法の治療を受けました。
其のときの曲がバロック音楽のアルビノーニアダージョであり、人が囁く程の小さな音量で治療を受け奇跡的に意識が回復しました。
その頃音楽の媒体もレコードからビデオデスク、コンパクトデスクへと変換の時期でした。
オランダのフイリップス社がコンパクトデスクプレーヤー所謂CDプレイヤーを開発して、デジタル音楽の先駆けでした。
アナグロからデジタル音楽の夜明けの時代でした。デジタルの良さは曲の立ち上がりの良さでした。
反面音と音の間の微妙な繋がりの表現が今ひとつでした。
当時若い私もドイツのグラマフォン、アルヒーフ、イギリスのEMI等のヨーローッパのレーベルのクラシック音楽の輸入盤等の仕事をしていました。
芸大の桜林仁先生監修の音楽療法のクラシック音楽が丸善から出されその音楽療法のお手伝いをしました。
大学の教授、ピアノ先生、教会の神父さんなどを訪問した懐かしい思い出です。


クラシック音楽の中でもバロック音楽は日本の古典音楽の雅楽のように単調で繰り返し、繰り返し、
まるで波が緩やかに引いたり満ちたりするように雄大な音楽であり、
またチエンバロのように歯切れの良い音でもあります。

バッハの何処までも深遠なる音楽、
モーツアルトの一音たりとも無駄の無い、すべて美しい旋律に満たされた天才的な音楽、
ショパンの叙情的な華麗で繊細な音楽、
ヴェートベンの力強い人間味に溢れた深い哲学的で霊感に溢れた音楽
まさにクラシック音楽を完成したと云うべき音楽家であります。




こうして勝利いたる幸運の運命が扉を叩く(交響曲第五番運命)
                                ヴェートベン

美というものは、前ぶれなしにやってきて、勇気と熱意をもつ人々の足もとから表われる。

人間の心は、一方で、思想と直感とを通して、絶対的な真理と本源的な交渉をもちながら、
他方では、同様の必然性により、自分の思想の発表と具体化を心がける。

眞とともに善を其の本性としている絶対的な精神から発しているために、
偉大な作品は、いつも道徳的な性格をおびている。

                                               エマソン


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