佐藤弁護士が、このままでは、検事総長の首が飛ぶ、検事が土下座することになる、と言われるのも尤もです。

そんなに動かぬ証拠があるなら、そもそも、処分保留になんかする必要ないんですが、そこは、特捜検事ですから、ストーリーに固執するようです。なんと、犯人でないなら犯人でない証拠を見せろ、とか言い出したそうで。

捜査をする側がよくもそれだけ、恥知らずなことが言えたものです。そんなこと言われたら、誰だって犯人にされてしまいますね。

犯人である証拠を見つけるのは捜査側であって、そのために莫大な人手が税金で賄われているのです。なんで被疑者が、犯人でない証拠を見せなくてはいけないのでしょうか。

そもそも、江ノ島で片山氏が猫を抱いたとされる時間には、まだ首輪がついておらず、その後、5時半を過ぎてから首輪を見たとする目撃証言もあるのですから、それが犯人でない証拠ともいえるでしょう。

また、片山氏がC#が使えないし、職場の社長もそう証言していることに関しても、「密かに学習していたのかもしれないから、裁判の証拠にならない」と言ったそうです。

そもそも、江東区に住んでいる片山氏が、どうやって神奈川新聞を入手したのでしょう。

まったく、いやはや、です。

片山氏も、「それは悪魔の証明ですね」と反駁したのだそうですが、その後も、延々と、犯人でない証明を考えてよ、としつこく繰り返されたのだそうで。

あげくに、取調べの録画を拒否しているのは検察側であるのに、それは棚に上げて、取調を拒否するのは法律違反だとのたまったそうです。

あのね。そういう態度自体が、どう見たって、検察に、決定的な証拠など無いと言っているに等しく見えますが。

それでも、ストーリー通りに意地でも片山氏を犯人に仕立て上げたいのでしょうか。そのときこそ、真犯人が高笑いして、警察と検察の権威が決定的に崩れ落ちるときだというのが、わからないのでしょうか。

佐藤弁護士が、このままでは、検事総長の首が飛ぶ、検事が土下座することになる、と言われるのも尤もです。

引用元: 八木啓代のひとりごと パソコン遠隔操作事件:真犯人はほくそ笑んでいることでしょう.

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