夕暮れのフクロウ

―――すべての理論は灰色で、生命は緑なす樹。ヘーゲル概念論の研究のために―――(赤尾秀一の研究ブログ)

朝日新聞「従軍慰安婦」誤報問題の本質など2

2014年08月24日 | 教育・文化

 

「朝日新聞「従軍慰安婦」誤報問題の本質」朝日新聞問題の本質はマルクス主義。goo.gl/mmwwKu【朝日新聞における「報道テロ」の論理と倫理】 iza.ne.jp/izablog/island…


 
※追記20140824
 

朝日新聞「従軍慰安婦」誤報問題の本質など2

先 に朝日新聞の「慰安婦」報道に関して、朝日新聞がその報道から二〇数年ぶりに「誤報を認めた」とか何とかで、右翼と左翼がさら互いの批判合戦を増長させて いるように見える。こうした事態を見てもただ感じることは、敗戦国の惨めさ、哀れさである。七〇年前の敗戦責任の責めをいまだ引きずらざるを得ない過酷な 国際外交戦争に巻き込まれている。

もし大日本帝国が先の戦争に勝利していれば、「慰安婦」も「南京事件」も「問題」にはならなかったことを考えると、問題の本質が「慰安婦」や「南京事件」そのものにあるのではなく、大日本帝国の「敗戦」自体にあることが分かる。

戦 争に負けたから「戦争犯罪」が今なお問われ追求されるのだ。だから「慰安婦」よりもさらに悲惨な「原爆被害者」たちの被った戦争犯罪で、アメリカに謝罪と補償を求め、アメリカの国家犯 罪を追求する者はどこにもいない。今なお生きている「原爆被害者」たちの損なわれた「人権」のために戦う弁護士が日本国内にいるだろうか。


左翼弁護士たちのいう「慰安婦」の人権を否定する者はいない。彼女たちの「悲惨な境遇」に同情を示さない者もいない。そうではなくて、左翼弁護士や韓国政府 や中共政府が七〇年も前の「慰安婦問題」を人権問題としてぶり返すのは、国益外交の手段としてそれを利用するためである。ディスカウント・ジャパンの国益 外交の一環として政治利用しているのである。

純粋に「慰安婦」の人権のための活動なら、ベトナムでの韓国軍も朝鮮戦争でのアメリカ軍も、 旧日本軍と同じように「慰安婦」を利用しているのに、ことさらに旧日本軍の悪弊だけを、しかも二十万の慰安婦を「強制連行」したとして問題に取り上げるのはなぜ か。人権問題を云々するだけなら、「慰安婦」たちよりもさらに深刻なチベットやウィグルの、それも今現在に侵されているより深刻な「人権侵害」をなぜ取り 上げない。それは、彼らの言う「慰安婦人権問題」がそれ自体が目的ではなく、日本国の弱体化と階級敵ブルジョア政府を標的とするための手段として利用しているから である。左翼思想の日本人が中共韓国に協力する理由もここにある。


この問題の根本にあるものは、彼らの「人権意識」ではなくて、 「反日」であり、さらにこの「反日思想」の根本にあるものはマルクス主義である。マルクス主義の「階級闘争史観」によってたつ「階級闘争」の手段として利 用されているのである。だから、朝日新聞の「従軍慰安婦」問題の本質は、日本共産党のいう「天皇制軍国主義」批判や大日本帝国政府批判と同じである。朝日 新聞などの論調は、朝日新聞の記者たちの多くが共産党の思想的なシンパであることを実証しているにすぎない。

朝日新聞や日本共産党は彼ら は共産主義の労働者国際主義にしたがって、その階級闘争思想にしたがって、明治帝国憲法政府とそれに代表される伝統的日本に対する批判の旗を下ろすことは ない。彼らの本当の狙いは、「従軍慰安婦」の人権擁護にあるのではなくて、「ブルジョア政府」「資本主義政府」批判と打倒にあるからだ。

こ の朝日新聞に代表される反日思想は、朝鮮や中共の国益と完全に一致し、その結果、本来祖国である伝統的日本の国益に反して、彼らは日本攻撃のために朝鮮中 国と共同戦線を張ることになる。朝日新聞や戦後民主主義者たちの騒ぎ立てる「従軍慰安婦」問題は彼らの共産主義「階級闘争史観」の手段として、その論理的 な帰結として利用され行われているものである。したがって、彼らにおいてこの「階級闘争史観」が思想として解決されない限りは、朝日新聞問題も日本共産党 問題も本質的には同じであり、根本からは解決されず、保守のいわゆる彼らの「反日」はなくならない。朝日新聞も日本共産党も同じく、反日団体として日本国 民はこれからも長期にわたってそれらに対応してゆかざるを得ない。
 
 
 ※参照
 
http://blog.goo.ne.jp/aowls/d/20121109
 
 
 
※追記20140917

朝日新聞の本質 3


朝日新聞の本質は 戦前も戦後も変っていないように思います。朝日新聞問題の本質はマルクス主義問題でもあります。戦前に我が国に対するスパイ活動で処刑された共産主義者の ゾルゲとともに、朝日新聞社会部記者だった尾崎秀美も彼のスパイ活動に協力することによって、祖国日本の大東亜戦争の敗北の要因の一つとなって日本国と国 民に大きな損失をもたらしました。
       

満州や北方領土に対する貢献によって尾崎秀美が旧ソ連から表彰と勲章を受けたことからもわかるように、共産主義に対する信奉から、朝日新聞の記者たちが祖国日本に対する反逆と解体のために働くのは、戦前も戦後も、そして現在も本質的に変わりません。今なお「慰安婦」「靖国」「南京事件」などで日本国民の名誉と自由を損ねています。朝日新聞の記者の多くがマルクス主義のシンパである以上、日本共産党と同様にこの新聞社の「反日」の本質はこれからも変らないと思います。




 
 
 
 
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