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WCAN忘年会のビンゴ大会で景品がとても残念だった件。
- 2014-12-21 (日)
- つたえる
まずはじめに謝っておきます。WCAN主催アップルップルの関係者さん、KDDIウェブコミュニケーションズの関係者さんごめんなさい。
ビンゴ大会の景品が残念だったという些細なことで、いちいちブログに書くことではないとも思うのですが、WCAN本編の内容に関係してくる大事なことだと思ったので、ここに書いておくことにします。
▼2014/12/22:追記
僕がこの記事を書いた本来の意図が伝わっていないようですので、補足記事を書きました。誤解を招くような表現をしてしまった点についてはお詫びを申し上げます。
僕が炎上を覚悟で「ビンゴ大会の景品批判」をブログに書いた理由。
▲追記終わり
KDDIウェブコミュニケーションズという会社が少し嫌いになりました。
冬のWCANの忘年会では恒例のビンゴ大会があり、毎年、豪華な景品が勢ぞろいしとても盛り上がる名物コーナーです。毎年参加はするのですが、残念ながら豪華景品をゲットすることはできていません。
今年こそはと息巻いていたのですが、会の後半になってもリーチ止まり、今年もダメかなーと思ってたところに、ビンゴ!。
すでにビンゴをした人たちの列ができていたので、待つことしばし、僕の順番が回ってきました。わくわくドキドキ、何があたるのかなー、豪華景品だったらどうしよう?なんてちょっと浮かれ気分で。
果たして、引いた三角クジに書かれていた文字は‥‥
『CPIノベルティセット』
忘れもしません。浮かれていた気持ちが、一気に引きました。まさにスーッという音が聞こえるかのようでした。
クジを確認して品物を持ってきてくれた係の方は、「CPIノベルティセットですね!おめでとうございます!」と、とても元気な声で、いくぶんか気が楽になったのですが、手渡された袋はずっしりとした重みを感じました。
中をみると、案の定「CPI」やら「Jimdo」やらと書かれたノベルティグッズがいくつも入っていました。次の瞬間、すぐに僕の頭は「これをどうやって処分しようか」ということを考えはじめていました。
「まだ使っていないものをすぐにゴミとして出すのも気が引けるなあ」。もったいない気持ちと、ゴミを増やしてはいけないという環境への配慮みたいなことが頭を駆けめぐります。日ごろ、狭いアパートでなんとか気持ちよく暮らしたいと、できるだけモノを減らす努力をしているんです。
僕は、企業のノベルティというものがあまり好きではありません。「○○電気」と緑色の文字で書かれたお風呂のタオルを全部捨てたい!といって、嫁さんとケンカになったこともあります。人の価値観はそれぞれです。企業名が書かれていても気にしないよーという人もたくさんいると思います。
でも、今日の本編で生田さんもおっしゃっていました。「今はモノがあふれている時代だ。だから、必要なものしか要らないんだ」と。そうなんです、必要なモノしか要らないんです。失礼なことを承知で言えば、このノベルティは僕にとってはゴミなんです。
なにをビンゴ大会の景品ごときに文句を言っているんだ?と思われる方もいるかもしれません。僕もそう思います。
アップルップルの社員さんに知り合いは多いですし、KDDIウェブコミュニケーションズにも、高畑さんをはじめ数人のお知り合いがいます。こんな小さなことを、いちいちブログに書いてネット上に公開するなんて、バカげていると思います。
でも、今日のWCANのメインセッション3つすべてにおいて、どんな話があったか思い出して下さい。
そうです、「コンテンツ」です。
ビンゴ大会におけるコンテンツとはなんでしょうか?もちろん、当たるか当たらないかのドキドキもあるでしょう、参加者同士で「あといくつ?うーん、全然ダメ〜」といったコミュニケーションもコンテンツでしょう。でも最大のコンテンツは「景品」であることは言うまでもないでしょう。
僕は、「CPIノベルティセット」の文字を見たときに、心の底からガッカリしました。
少なくとも僕にとって「CPIノベルティセット」は「コンテンツ」ではありませんでした。企業からの押し付けです。よく引き合いに出される、誰も興味がない「社長挨拶」や「会社沿革」と同じなんです。再度生田さんのお話を引き合いに出せば、「企業が出したい情報と、ユーザーが知りたい情報は違う。ユーザーが知りたい情報がコンテンツなんだ」と。
KDDIウェブコミュニケーションズの社員さんで、今回の景品を担当された方、この記事を読んでいただいていますでしょうか。
「どうせタダのビンゴ大会の景品なんだし、ノベルティでも詰め合わせておけばいいだろう」そんな気持ちが、心のどこかになかったでしょうか。
「まあ、ないよりは、ある方がマシだろう」そんな気持ちがなかったでしょうか。違うんです、ない方がマシなんです。
なぜなら、僕はこの景品を受けとって、KDDIウェブコミュニケーションズという会社のことが少し嫌いになったからです。それは、会社がどうであるとか、どんなサービスを提供している会社であるとか、論理的な思考からではありません。感情としての判断で、「あの会社は、要らないものを押し付けてきた会社だ。」「ビンゴ!で浮かれた気持ちを、一瞬でガッカリさせた会社だ」という気持ちレベルでの問題です。
この景品は大きな袋に入っています。袋をもって会場をウロウロしていると「すごいの当たったね!」って話しかけられます。でも、僕自身は心からガッカリしているので、苦笑いしかできません。中身を見せると、相手も苦笑いして、でもそんな気持ちを察してか「このバッグはなかなか使えるんだよー」となぐさめてくれる方もいました。
景品を選ぶのは難しいと思います。WCANに来る参加者層のことを考えて、どんな商品だったら喜ぶかな?と一生懸命考えても、すべての人に喜ばれる景品はありません。
でも、例え自分は欲しくない景品だったとしても、他の人が喜ぶ景品だったら、誰かにあげることもできたでしょう。でも僕がもらったノベルティグッズは誰にあげる気にもなりませんでした。どうせ、だれも要らないだろうなと思ったから。
プレゼントを提供するみなさん、「どうせタダなんだからなんでもいいだろう」という考えは捨てましょう。相手が本当に喜んでくれるモノを一生懸命考えて提供しましょう。それこそが「コンテンツ」なんだと、僕は今日のWCANで学びました。
アップルップルのみなさんも、協賛企業さんに伝えましょう。「必ず、参加者の人が喜んでくれるモノだけを提供してください」と。そうすれば、1年の締めくくりWCAN忘年会の「コンテンツ」が充実し、それが僕らWCAN参加者の「よい体験」へとつながるのだと思います。
本来ブログに書くべきことではないかもしれませんが、WCAN本編の理解につながればという思いで書かせていただきました。ちなみに、記事中の心理描写は正直な気持ちを書いています。
深夜2時、豊田市の片隅で、本音を叫ぶ。
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