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衆院閉会中審査 識者から「説得力ない」
「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、24日に衆院予算委員会で行われた閉会中審査。政府側の関係者たちは「記憶にない」「記録に残っていない」といったフレーズを連発した。識者からは「説得力がない」「水掛け論だ」と批判が上がっている。【遠藤拓、大場弘行】
「どういう文書があるんですか? (答えは)『ありません』、そればかりだ」。民進党の今井雅人氏は語気を強めた。毎日新聞が「記憶にない」「覚えていない」「記録がない」といった記憶や記録の不存在を説明する政府側答弁を数えたところ、確認できただけで計20回飛び交った。
首相秘書官だった柳瀬唯夫経済産業審議官は、国家戦略特区に指定される前に愛媛県今治市の課長らと面会したかを問われたところ「覚えていないのでこれ以上のことを申し上げようがない」と説明。同趣旨の発言を今井氏への答弁だけで少なくとも7回している。
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