2013.3.14 09:24 （1/2ページ）
静岡地検沼津支部の女性検察事務官が捜査情報を漏洩（ろうえい）した疑いがあるとして家宅捜索を受けた事件で、静岡県警は国家公務員法（守秘義務、そそのかし）違反容疑で、検察事務官（３０）と交際相手の男性（３７）から任意で事情聴取、２人はともに容疑を認め、男性は「漏洩させたことは申し訳なかった」と供述した。県警は同支部や事務官の自宅など関係先二十数カ所を家宅捜索し、近く２人を同法違反容疑で書類送検する方針。警察による地検への家宅捜索は前代未聞だ。
捜査関係者によると、女性事務官は守秘義務があるのに、交際相手の男性にそそのかされ、職務上知り得た捜査情報を漏らした疑いが持たれている。
家宅捜索は１３日早朝から実施。女性事務官は５年以上前から男性と同居しており、自宅を捜索された際は男性と一緒にいた。自宅からは県警が沼津支部に送った逮捕状のコピーを含む捜査資料数点が見つかった。
告発-金沢地方検察庁御中_2013 