東京新聞:遠隔操作容疑者 「真犯人 別にいる」 弁護人会見:社会(TOKYO Web)

パソコンの遠隔操作事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された片山祐輔容疑者(30)の弁護人となった佐藤博史、竹田真の両弁護士が十四日、都内で会見し、片山容疑者が「別に真犯人がいる」と身の潔白を訴えていることを明かした。

 警視庁などの合同捜査本部は、片山容疑者が一月三日午後三時ごろ、神奈川県藤沢市の江の島で、ウイルスの設計情報を保存した記憶媒体付きの首輪を猫に取り付けたとみている。だが、両弁護士によると、片山容疑者は警察の調べに「江の島に観光に行った」とする一方、首輪を付けたことは否定しているという。

 真犯人を名乗る人物が東京の雲取山に記憶媒体を埋めたとするメールを一月一日に報道機関へ送り、捜査本部は片山容疑者が昨年十一月に雲取山に車で出掛けたことを確認しているが、片山容疑者は「単なる登山」と説明しているという。

 さらに、以前、脅迫事件で有罪判決を受けたことには「悪いことをした。警察や検察に恨みを持ったことはない」と話し、逮捕後は「よく眠れない」とも訴えているという。

 佐藤弁護士は「警察から、決定的な証拠などはまったく示されていない。真犯人だと言うなら証拠を突きつけるべきだ」と語った。

引用:東京新聞:遠隔操作容疑者 「真犯人 別にいる」 弁護人会見:社会(TOKYO Web)

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