被害者の会は「長年の不正行為に気づくことができなかった弁護士会の責任は大きい」として、法的責任追及も検討している。: 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

福川被告を巡っては、弁護士会に過去3年間で約30件の苦情が寄せられていた。弁護士会は現在、依頼者対応センターを設置し、350件の相談を受け付ける一方、検証委員会による調査を進め、4月末をめどに報告書をまとめる予定だ。

これに対し、被害者の会は「長年の不正行為に気づくことができなかった弁護士会の責任は大きい」として、法的責任追及も検討している。

弁護士による預かり金の着服は近年目立っている。昨年、全国で業務上横領容疑などで逮捕された弁護士や元弁護士は福川被告を含め少なくとも7人。

福岡県の元弁護士は「民事訴訟の交渉に金が必要」などと偽り、計約4億7000万円を詐取したとして詐欺罪などに問われ、昨年10月に福岡地裁で懲役14年の判決を受けた。広島県の元弁護士も預かり金計約1億500万円の業務上横領罪で同7月、広島地裁で懲役5年の判決を言い渡された。

引用元: 弁護士が着服、22件9億円…岡山 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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