裁判員制度はいらない!大運動|最新情報|刑事裁判は専業主婦の社会経験のためにある?!

奈良地裁は、3月5日、主婦を殺害し、カードなどを奪い遺体をバラバラにして山中などに捨てたとされる36歳の男に対し、求刑どおり無期懲役を言い渡した。

 
 この事件、被告人は死体遺棄・損壊は認める一方、カードの使用などは被害者の承諾を得ていたとして、強盗や殺害に関して一貫して否認。死因や殺害方法も不明で、凶器や遺体の大部分も発見に至ってないという。
 
 この中で、検察側は状況証拠に依拠して有罪を推論し、判決は強盗殺人を認めた。
 
 奈良では最長55日間となったこの裁判。
 
 裁判終了後の裁判員の言葉を拾ってみた。
 
「眠れなくてつらかったです。それでも写真などを見なければいけないし、評議しなければならないと思いました」
「想像を絶することに対しても想像しながら聞かなければいけないので、非常にきつかった」
 
 なぜ、素人がここまで大変な思いをしなければならないのか?
 なんのために司法試験を受け、想像を絶することを想像し、遺体の写真だろうが何だろうが見ると決意してその職業を選んだ裁判官がいるのか?
 
 途中で体調を崩す人もいたが、励まし合って乗り切ってきたとも言う。
 国からの理不尽な要求にも、これは義務なんだと思い込み、使命感に囚われ裁判員同士の「絆」を深めていったのだろう。
 
 絆とは、そもそも犬や馬が逃げないように繋ぎ止めておく綱のこと!
 
 この裁判では被害者参加制度も利用された。被害者が公判に参加することは感情が法廷を支配することになりやすい。
 殺害を否認する被告人に対してどう思うかと問われた裁判員の一人は「心のどこかで本当のことを言ってほしいといつもいつも思っていて、判決の今日もすごく切ない」と。
 
 裁判は無罪推定を原則として行われなければならない。しかし、状況証拠の積み重ねで行われる有罪立証に、そして被害者遺族の参加によって有罪推定に流された心情の吐露。
 
 そして裁判員を務めて得たものとは?
「自分がいかに考えずに生きてきたかが分かった。一つの物事には理由と結果があるということが理解できた」
「専業主婦で社会との接点が最近持てていないと思っていたので、本当に良い経験でした」
 54年間ボーッと生きてこられたんですねぇ! 事件には理由と結果があるとも知らずに?
 まさに『昨日までの自分とは違う人間になる』(裁判員裁判宣伝ポスター)
 
 「一生、刑務所に入っていろ」といえて、自己の正義感と社会貢献しているのだという自己満足ができる良い経験。
 専業主婦の社会参加のために刑事裁判の鐘はなる。粗雑司法で刑事裁判崩壊を告げる鐘が…

引用元: 裁判員制度はいらない!大運動|最新情報|刑事裁判は専業主婦の社会経験のためにある?!.

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