「死刑囚を見せ物のように扱っていいのか」。地裁の決定に、検察幹部は一様に批判を口にした。 /朝日新聞デジタル

【伊木緑】法廷か、拘置所か――。東京地裁は17日、オウム真理教元幹部・平田信被告(48)の裁判で、死刑囚3人の証人尋問を公開の法廷で行うと決めた。拘置所での尋問を求めてきた検察当局は、懸念を隠さない。

 「死刑囚を見せ物のように扱っていいのか」。地裁の決定に、検察幹部は一様に批判を口にした。

 元最高検検事の土本武司・筑波大名誉教授(刑法)が解説する。「拘置所では日常的に死刑囚の心情を安定させ、内省を深めながら死を受け入れられるようにしている。今回の地裁の判断は妥当とは言えない」

 そうした指摘があってもなお、東京地裁が死刑囚の証人尋問を裁判所で行うことを決めた背景には、刑事裁判の大きな変化がある。

引用:朝日新聞デジタル:オウム死刑囚法廷尋問、技術進歩が後押し 検察側は懸念 – 社会

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