八木啓代のひとりごと IP偽装事件:検察と警察は青ざめているのではないでしょうか

それにしても、単なる威力業務妨害なのに、まるで三浦事件や和歌山カレー事件を彷彿とさせるような凄い騒ぎのIP偽装事件。

まるで犯人=有罪が確定したかのような片山容疑者。おそらく、彼の穏和そうな外観から、締めればすぐ吐くとでも思ったのでしょうか。

本人の全面否認に加えて、あの足利事件の佐藤博史弁護士が弁護人となったことで、やや報道も引いているようなここ数日です。

しかも、なんと、あの木谷明弁護士(東電OL事件でゴビンダさんの勾留請求を拒否した元判事)もが、片山氏の無実を確信しているということで、弁護団に加わられたこともあり、警察はますます追い詰められた状況となってきました。

それにしても、なぜ、警察も検察もここまで取り調べの可視化を拒否するのか、不可解な限りです。よほど都合の悪いことがあるのでしょう。そこまでして、「被疑者に有利な供述」を証拠化したくないのでしょうか。質問の内容に根拠がないのが、バレバレだからでしょうか。

それとも、よほど録画されたら困るようなことを言いたいのでしょうか。

片山氏を取り調べた山口警部補は、一度たりとも、片山氏に「iesys.exe」について尋ねていないばかりか、どさくさまぎれに、片山氏が「C#」も扱えるかのような調書をでっち上げて、署名指印させ、つまり、無実の決定的な証拠を消し去ろうとしたことがすでに、弁護側から明らかになっています。これこそ、偽計業務妨害ならぬ、偽計による取調べというべきものでしょう。

なんといっても、片山氏の母上に、勝手に、「親子の縁を切る」という文書に署名させようとして、片山氏を心理的に動揺させようとしたぐらいです。(もちろん、母上は拒否されましたが)

ということで、何と弁護団は、被疑者に対する裁判官質問を請求する、という手で来たとか。つまり、裁判官に質問してもらって、それを録画する、と。

で、昨日の東京地裁で、異例の潔白発言というわけです。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20130227-1090768.html

引用元: 八木啓代のひとりごと IP偽装事件:検察と警察は青ざめているのではないでしょうか.

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