昨日8月9日(火曜)、茨城センターへ行ってきました。
8月から茨城センター収容犬猫の公示期間が4日から5日に延伸になりました。
もちろん今までも公示期間4日過ぎたら即処分ということはありませんが、それでも収容犬が溢れて犬舎がいっぱいになれば、5日目に処分ということもありうることでした。
土日祝日のセンターがお休みの日は、公示期間に含まれません。
また収容された日はカウントされないので、実質、センターに収容されて1週間以上の時間が出来たことになります。
例えば、8月9日に収容された犬猫は、8月16日までの公示。
収容期間が長くなるということは、飼い主に戻れるチャンスもあり、また命が繋がるチャンスもあります。

どうかどうか1頭でも命が繋がって欲しい・・・・
いつもその思いです。


8月4日(木)収容の子たち 8月12日(金)までの公示
※8月11日は山の日で祝日なので公示が一日延びるはずです
この日は11頭の犬が収容されています。


秋田犬MIXのような大柄の犬♂(体重20キロ~)
茨城町収容、黒い首輪をつけています。
犬舎の中でも落ち着いていました。
 

手前に来ているのは陽気なセッター♂
常総市収容、人馴れしています。緑色の首輪。
 

手前、茶色の子犬♀ 生後6ヶ月くらい
八千代市収容
その奥、白♂ 牛久市収容、黒の首輪
手前で寝そべっている茶色♀ 水戸市収容、赤の首輪、若そうです。
 

犬舎の真ん中に横たわっている子
セッターで高齢犬のようです。メス。
足に腫瘍のようなものがあると職員さんがおっしゃっていました。
 


8月5日(金)収容の子たち 8月15日(月)までの公示
この日は5頭の犬の収容がありました。
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手前左の柴♂は、飼い主放棄犬です。
手前写真右側は、柴♀ 神栖市収容 赤いストライプの首輪
真ん中の茶色♀ 体重20キロくらい 久慈郡大子町収容
ティアハイム卒業犬ベッキーに似ています。


8月9日(火曜)収容  8月17日(水曜)までの公示
ラブラドール系♀ 元気で明るい子です
この日は他に3頭の犬が収容されています。




8月2日(火曜)収容の子 8月9日(火曜)までの公示
まだ子犬と思われるこの子は、立ち上がることが出来ません。
たぶん、車に跳ねられたか何かで、脊椎か骨盤、足など骨折していると思われます。

可哀想に痛みに耐えているようで、自力ではご飯を食べないようです。
お世話する職員さんが、チューブの栄養食や水を口元に運んでいるとおっしゃっていました。
胸が痛みますが、半身麻痺になるかもしれない子を連れ帰ることは出来ませんでした。


最終部屋
ここには6頭の犬がいました。
まだこれから選別があるので、可能性がある子は処分を延伸してもらえます。


公示期限が切れた子たち
手前の茶色♀子犬 生後6ヶ月くらい 触れるので残してもらえると思います。


ラブラドールMIX系のようなまだ若いオス 1才未満 10キロくらい
首輪に切れた紐をぶら下げています。キレイな子です。
誰かに飼われていたと思いますが、この環境が怖いのか、触ろうとすると逃げます。
でも、きっと慣れるのではないかと思います。


白♂ 2才くらい 15キロ
とてもフレンドリーで人懐こい子です。
すぐに嬉しくて飛びついてきます。


先週も延伸してもらって残っている茶系♂10才くらい
人馴れしています。シニアですがご縁がないでしょうか。


柴♂ 8~10才くらい 13~14キロ
アレルギーなのか首~おなかあたり、黒ずんでいます。



こちらもシニア組
先週から処分を延伸されています。
写真向かって左:黒白♂ 8才くらい 12~13キロ
写真向かって右:虎毛白♀10才くらい 12~13キロ 飼い主放棄
 ※この虎毛の女の子はカットされていますが、伸びればテリア系のような毛並だと思います。


お声がかからないと残らないので、どうか1頭でも気になる子がいましたら、よろしくお願いします。
アルマでは、黒白♂8才くらいの子を検討しています。


またセンターで子犬が産まれました。
収容されてご縁待ちの間に、子犬7頭を出産したそうです。
センターで子育ては大変だから、良い環境に移動できるといいね。


ティアハイムもMIX♀ココちゃんの出産が迫っており、この子を引取することは出来ません。
ココちゃん、何頭おなかにいるんだろう・・・ 心配。



8月9日(火曜)の引取り
●ポメラニアン♀クリーム 推定8才 3キロくらい

 繁殖犬だったと思われます。おなかに帝王切開のような痕。
 歯はボロボロです。



私がセンターにいる時に搬送されてきた
●子猫2頭 三毛、黒白 生後1ヶ月くらい
猫風邪で目が塞がっていたので処分予定の部屋に移されていました。

いやー、待って待って。
猫風邪くらい治るので、連れて帰ります。

そしてまた、汚いバケツに入れられてセンターに来た乳飲み子2頭
●子猫2頭 生後2日くらい
 1頭は胎盤がついたままでした。
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たぶん、丸一日、何も食べていない(ミルクを飲んでいない)んじゃないだろうか。
連れて帰っても生きるかどうかわからない。
でも、お盆だし、しばらくセンターに行けないので、ここは頑張って連れて帰ってみよう。
・・・と決断するまで、20分くらい悩みました。

でもちょうど帰る時に、またダンボール入りのキジトラ子猫6頭が運ばれてきて・・・
もう6頭は無理。
見たら生後3週間くらいで離乳できそうなサイズなので、どうか処分しないで残して、ボランティアさんに引き取ってもらえる道を残して欲しいとお願いしました。
6頭兄弟が全部キジトラという珍しいソックリさんばかり。
うち2~3頭が、少し目が猫風邪でしたが、健康状態も悪そうではありませんでした。
どうか今週、引取りされますように・・・。


子猫ミルクが在庫が無くなってしまって、センターからの帰り道、猫ミルクを買いに走る。
早くミルクをあげないと死んでしまうかもと焦りながら、ティアハイムに着いたら真っ先にミルク。
汚れているからだを拭いて、排泄させて、ミルクもあまり飲まない。
真夏といえど、温めて、それから夜、夜中、朝にミルクを飲ます。
まだ弱弱しいので、しばらくは目が離せません。
前回、センターに行った時に収容されてきた乳飲み子4兄弟は見送りました。
4頭を育てるのも、2頭も同じ、と思われるかもしれませんが、手が倍かかるので、本当に厳しい決断です。

茨城センターに行くと、いつも消える命を目前にして、どうにもできない自分が悲しくなります。
保護するだけの一方通行では、どうにもならない。
でも、センターに通って現状を伝え、収容の改善提案をして、辛くても続けることで、現状も少しずつですが、変わりつつあります。
最近は、野良犬の収容が減って、首輪をつけた犬が多くなりました。
捕獲収容の時代もやがて終わりを告げるのでしょうか。