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インプラント治療を任せるDRを見付ける大事なポイント

2016年07月28日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

今あまり表では語られないようですが、アストラ、アンキロス、スクリューベントインプラントの破折が多発して、問題化し始めておるようです。

これらの共通する事項をあげると、インターナルジョイントで、インプラントのジョイント部のメタルが薄いこと。

咬合力を受け止めるコップ状態になっているインプラントジョイント部のメタルが薄い為、長年使っていくとそこが割れる、と言う問題のようです。

これってでも、今流行っているボーンレベルインプラント等の、インターナルジョイントになっているプラットフォームシフティングのインプラントは殆ど該当しますよね。

個人的には、そう言うタイプのインプラントは臼歯部特に大臼歯には使用しない方が安全、と明言します。

私とかウォーリーインプラント王子は、テッシュレベルインプラントを好んで使いますが、これらのインプラントは咬合力をインプラント体自身が受け止めるカラーマージンが付与されているので、非常に安全である、と主張します。

長い時間掛けて、壮大な人体実験して、各インプラントのデータが揃って出るようになったら、どれが一番問題がないか、とハッキリするでしょう。

でも、その途中でメーカーの主張を信じて治療に用いたら、その結果迷惑受けるのは患者さんなんです。

ここが大きな問題で、トラブル起きた時には、患者さんは昔よりより年齢が高くなってくるし、再手術と言っても大変になることが予想されます。

なので、長期的に考えて、どう言うインプラントを使い、どう言う治療方法を行うのか?をよくよく考えないといけない、とお勧めします。

ジョイント部のメタルが薄いインプラント、はご用心、と言うことは患者さんも覚えて置いて欲しいこと、ですね。

こう言うことの客観的事実は、膨大なデータが蓄積して初めて明らかになるでしょうね・・・

どれ位の厚みは確保しましょうとか、緩まない安全なジョイントはこう言うものですとか。

それまでは、各メーカー、各DRが自分の考えこそが正しい、と言う色眼鏡に捉われてしまっているので、それは客観的事実、データではない、と言う最低限の事実は知って置いた方が、患者さんもDRも良いと思います。

今夏のPRDですら、客観的データ出ていることに関して意図的なのか明かさないで、レクチャーしているDRが何人もいました。

知らないのか?無視しているのか?分かりませんが、インプラントや、歯周治療に取り組むDRは須らく臨床医であると同時に学究の徒であることを忘れてはならない、と思います。

だから、私は、常に勉強し続けます。

それは、常に客観的事実は後から明かされるものだからで、それをしないと古いデータで治療することになり、患者さんに迷惑をお掛けすることになるからです。

嫌いな言葉ですが、エビデンスは最後に大事になる、と言うことでもあるんです。

まあ、私の場合には、自分でエビデンス構築して来た人物なので・・・1000症例に及ぶ中からのデータなら立派にエビデンスですよ、と研究者の先生から言われて、そうなんだと知った次第です・・・

患者さんは、担当医探す場合には、専門医だけではなく、学究の徒であるかどうか、もチャックすべきでしょうね。



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