⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

前川前次官の後輩の霞が関官僚に残した言葉がホロリとくる

2017年06月25日 | 政治
6/23日、日本記者クラブで前川前次官の記者会見( https://youtu.be/LB_hBw-2MCE )を見て、首相官邸&内閣府と中央官庁がこんなに歪な構造になっているのかと衝撃的であった。
人間というのは、大体喋っている内容でどのくらいの見識の持ち主がわかる。
同氏は会見の最後に、次のことを述べた。

「私は38年間、国家公務員をやりまして国家公務員の身分からやっと解放されましてですね一私人になっているわけですけども国家公務員として仕事する中でずっと感じてきたのはですね、国家公務員が自分を捨てて仕事してじゃないか、滅私奉公のような、それではいけないじゃないかということなんですね。国家公務員の仕事をしているとは言え、政治の下で仕事しているとは言え、一人一人はですね1人の人間としてまず尊厳ある個人である。個人の尊厳を持った存在であるそれを忘れない様にしなきゃならない。
自分の信念とか思想とか心情とか良心とか言うものはですね、きちんと自分だけのものとして持ってなければいけない。これが個人の尊厳ということを訴えたい1つです。これは後輩の文科省の現役の職員にも伝えたい言葉なんですね。
もう一つは、国民主権。これもやはりそうなんですけど、国家公務員として全体の奉仕者として仕事をする、しかし一方で、主権者である国民の1人でもある訳で、主権者である国民だという立場も忘れてはいけないと思う。その主権者である国民の立場で、これはおかしいと思うことあれば、それはおかしいと言うことを、何らかの形ですよ、伝えていかなければいけないんじゃないか。いきなりこれはおかしいと内部告発をしてそこで首を切られても仕方がない、そういう事を私は決していいとは思わないが、そこは粘り強くしなやかに強靭にやっていく必要があると思うんですけども、一人の個人であるということ、一人の国民だということ忘れないようにしながら仕事して欲しい。これは後輩の国家公務員の人たちに送りたい言葉なんです。」

僕は、この言葉に感動した。現役の霞ヶ関官僚も胸を熱くしたに違いない。


最新の画像もっと見る