風通しの良い居場所を〜校庭に東風吹いて〜 | 広島・安芸高田 なないろピアノスタジオ

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プレジュニア・ジュニア・ジュニアあおぞら(発達障がい児さん個人レッスン)・成人ミドル・成人シニアの5クラス

、場面かん黙症についてとりあげた映画「校庭に東風吹いて」広島での上映が佐伯区でありました。
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広島では「広島県母親大会」さんの催しの分科会の1つとして今回上映され(電話で問い合わせたところ告知記事掲載OKとのこと了承いただきありがとうございました)一般にも公開されるとのことで、私も行かせていただきました。
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県内からこの活動をされている方々が大勢来られていてすごい熱気。
映画はスタジオでの上映、150席ほどがすぐにほぼ満席に。
この映画の広島での配給元シネマキャラバンVAGさんのサイトより、映画についての説明を抜粋させていただきます。


原作:柴垣文子「校庭に東風吹いて」(新日本出版社・刊)
公式ページ http://www.ggvp.net/kochi/

解説
この映画「校庭に東風吹いて」は、場面緘黙症の心の悩みを抱えた少女、貧困から様な問題を起す少年の絶望と苦しみなど、子ども達の困難に寄り添い、子ども達に愛情を貫いた女性教師の熱い感動の物語です。              

物語
三木知世は、転勤で小学3年のミチルのクラスを担当する。ミチルは、家では少し話せるのに学校では話せない。一人でトイレにいけない、一人で給食を食べられない、歌えない、絵を描かない・・・・・。
「場面緘黙症」の疾患を持つミチルに、知世は、共感と愛情をもって接する。    
同じクラスに、問題行動の多い安川純平がいる。離婚した母親の理恵と純平は貧しい生活を送っている。
教室に飛び込んで来た青いインコを巡ってミチルと純平は幼い友情を芽生えさせる。しかしある日インコが逃げ出したのをミチルのせいだと誤解した純平はミチルを責めてしまう。ショックを受けたミチルは不登校になってしまう。
知世はミチルの母、富子と交換ノートを始めるが様々な問題に奔走し続けた知世は、疲労で倒れてしまう。 
知世は子どもたちの〈涙〉を〈希望〉に変えることができるのだろうか。

この映画に出てくる場面緎黙症とは

家庭などでは話すことができるのに、社会不安(社会状況における不安)のために、学校や幼稚園といったある特定の場面、状では全く話すことができなくなる現象を言う。
幼少期に発症するケースが多い。



私も、場面かん黙と思われる子どもさんと関わらせていただいています。

家では喋ることができても学校や園では喋らない、動かない、返事がない…態度が悪い、やる気がない?と誤解されますが、 

喋りたくても喋ることができないことが、どれだけ苦しいか…



そういう私も場面かん黙(緘黙)という言葉を知らずにいて、たまたまそんな子どもさんとのご縁と同時に発達障碍ピアノレッスングループで教えていただきました。
まだまだ社会一般には知られておらずなかなか理解も進んでいないようです。


その子は幸いにも私との関係では普通の笑顔や態度を見せてくれますが、少しでも不安があると言葉も表情も動きも固まります。
不安がなくなると、普段通りに戻ります。


あらすじにあるように、かん黙の女の子ミチルちゃんは、母子2人きりで生きる同じクラスの男の子純平くんとの友情が芽生えます。
純平くんのお母さんは頼る術を知らず、誰も深く関わらず、2人きりでギリギリで生きています。


ミチルちゃんのお母さんも、ミチルをなんとかしなければ…「ちゃんとした」子にしなければ…と1人で抱えて込んでいます。


ミチルちゃんも、胸の中にはいっぱい言葉も思いも溜め込んでいます。
私も、みんなと一緒に遊びたい!
けど、どうしても、口に出せない…


純平くんも、いろいろな気持ちを心に溜め込んでいます。
苦しい、お母さんが心配、みんなとも仲良くしたい…本当は、もっと…


沢口靖子さん扮する担任の先生知世は、そんな窒息した状態を知り、
子ども達をなんとかしたい、風を入れたいと動き始めます。




すごく、わかる…。


言いたいことが言えない子どもの気持ちも、
なんとかせねば…と1人で抱え込んで焦るお母さんの孤独な気持ちも、
なんとか風を通したい!と夢中で動く先生の気持ちも。


それは子ども時代の私、若い母親だった私、そして今の私、だからです。


やっぱり、短くまとめられませんでした…




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