だから『決まった教材』というのはなく、その方の背景や目的に合わせて教材・楽譜を揃えるか、または作るので、正直全員バラッバラです(^^;
ジュニアクラスも、ドドド…のレッスンを始めたばかりの子から発達障がいの子達、ショパンを弾く子もいて。
成人クラスは、介護士さんや保育士さん、小学校の先生は仕事で弾かれる曲や伴奏、また趣味で好きなJポップやジブリなどを弾かれる方、40~50代の方は洋楽の弾き語りやジャズ、またシニアの方は懐メロ…など、
本当にいろいろな目的の方が混在しておられます。
でも、どれだけバラバラの内容でも全ての方のレッスンで共通する思いは、
《教材・楽譜に書いてないことこそ、お伝えしたい》
ということです^^
楽譜は作曲者からの手紙。
p(=ピアノ・弱い音)やf(=フォルテ強い音)やクレシェンド(=段々強く、大きく)、リタルダンド(=段々ゆっくり)…など、『こんな風に弾いてね』という思いを込めた様々な表示が書きこんであります。
でも、書いてある強弱や速度を守って弾く、ただそう書いてあるからその音を弾く、だけでなくて。
その曲につけられた題の意味、込められた思い、背景
調性、拍から、その曲のイメージやノリを感じる
フレージング…一息で弾く、切ることの意味
響きの美しさを感じること
なぜその伴奏形になってるのか?
ベースは、なぜその音が選択してあるのか
この左手の和音は、なぜその高さのその音なのか
一つでも音が欠けると…?
ここの音はこんな意味がある、だから雰囲気を壊さないようこんな風に打鍵すると…
そのためには腕の動きを、腕の向きをこんな風にして鍵盤を弾く…
など…楽譜に直接書いてあること、その、もう一歩深いところ。
それを読み取る力をつけていただけるお手伝いができたら…と思っています。
ピアノを始めたばかりの小さな子も、
ある程度まで訓練を積んだ方にも、自分で楽譜から一通りのことを読みとり、さらにその曲を自分のものにして豊かな表現ができるように。
《楽譜に書いてないこと》こそ、
レッスンでお伝えしたい、と思っています。
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