長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

「竹島の日」・・・今あらためて国家主権の重要性を考える

2016-02-22 18:45:57 | 韓国外交


11回目となる「竹島の日」式典に参加いたしました。

私としては2年振り5回目の参加となりました。相変わらず一部来賓には「おめでとうございます」という発言があり、失笑を買っておりました。何度も記してきたことですが、政府や国会議員が「竹島は歴史的にも、国際法上も我が国固有の領土であるというフレーズを唱えることで竹島問題が解決すると思っているのかっ!!」というお叱りを受ける場でもあります。竹島問題に限らず、北方領土問題も同様です。関係者に感謝を評することはあっても、おめでたい場ではありません。

今回は私が事務局次長を務める領土議連(新藤義孝会長)の試みとして、式典に先立って、竹島問題を語る国民交流集会を企画いたしました。島根県県議の皆様や、事前に応募された150人の方々と8グループの分科会を行い、これをニコニコ動画で情報発信しました。御多分に洩れず、予想された国に対する厳しいお声と、その質疑応答がインターネットに流れました。視聴者はライブで16000人を超え、予想を上回る大反響でした。集会の形もますます変わっていくのだと思います。

竹島を考える東京集会の再開、隠岐の島での竹島集会実施により韓国に対する強烈なメッセージ性を持たせる、日韓で結ばれた暫定水域の問題が何ら進展なく日本の漁場だけが奪われている実態への解決策を早急に措置すること等、幅広い意見を頂戴しました。次回参加するときは、これらがどれだけ実行できているかが問われる訳で東京に戻り早速動いていくことをお誓いしました。

そして、読者の皆さんにあらためて徹底頂きたいことがあります。

竹島は韓国により「実行支配」されているのではなく、「不法占拠」されているという点です。特定テレビ局の番組においては、実行支配という単語が使われていますが誤りです。本音を言えばわざと使っているのではないかと疑いたくなります。この様な基本的な認識についても、竹島問題のみならず、領土問題全般においてあらためて整理するべきだというご意見もありました。事実に基づいた反論を更に効力を高めるために、緻密な議論をしていきたいと思います。

竹島問題は島根県の問題だけではありません。国家主権が守られるかどうかという最前線なのです。国内的には人権問題が最優先かの様な風潮がありますが、強いて優先順位をつけるならば、国家主権が最優先です。国家主権が担保されなければ、人権も担保されません。国土と主権がなければ国民も存在しません。そして、この三要素が確保されて初めて国家が形成されるのです。

あらためて、「竹島の日」に国会議員としての職責を明確にし、尽力する覚悟です。式典等開催にあたり関係者各位のお取り組みに心から感謝申し上げます。
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