[東京 1日 ロイター] - 菅義偉官房長官は1日午後の会見で、この日の日経平均株価が700円以上も下落したことに関連して、「G7諸国と連携しながら、しっかり市場の動きを注視し、万全の対応をとっていきたい」と語った。

菅官房長官は「株価への評価についてはコメントを控える」としたうえで、この日発表された4─6月の法人企業統計でも「景気は緩やかに回復基調にあるということが示された」と指摘した。

中国経済への懸念が株価下落の背景にあるのではないか、との指摘には「いろんな指摘がされている。G20とか様々な場で率直に議論を行っていくことも大事だ」と述べた。

(石田仁志)