先日作成したスケジュールを、今週自閉症の男の子のレッスンに使用してみました。
その時の記事⇨レッスンの見通しを立てるために
まず、ホワイトボードに貼り。
※写真、途中からしかとれず1つ目が終わってからの写真です…
課題が終わるごとにカードを入れる《おしまいの箱》も用意して、一番下に。
貼ったカードに注目してもらいながら、
「今日のレッスンは~~をやります」と声をかけました。
(お母さんがMくんに「こんなの(スケジュール)学校にあるねぇ?」と一緒に声をかけてくださっていました)
課題カードを上から順番に1つずつ指さし「次は~~をします」と声をかけ、
終わったらカードを剥がし「おしまい」と声かけしながらおしまいの箱に入れるのを見てもらいました。
Mくんは部屋の中をぐるぐる動くことも多いし、目もちらっと合う感じなので、
見てくれてるかな?どうなのかな?と思ったけれど、
お母さんと一緒に声かけをするとその度に見てくれていたようです。
また、やりたい内容のカードは剥がして手にとって、噛んで(いつも気になるものは噛んでみる)その後カードに書いてあるのと同じ楽器などを渡すと、鳴らしたりしてくれていました
初めて、彼が興味あるもの(教材、シール、楽器など)を手に取る 以外の方法でわかった!!!
課題スケジュールを使うことで、次の内容への進め方もスムーズだったように思います。
そういえば、部屋を動くことや、休憩(壁際にうずくまる)の回数が、今回は少ないような?
良い感触!
レッスン後お母さんと、次に追加することや改善点も話しました。
あと今回、
ホワイトボードの前に座るためにいつもと座る位置を変えたのだけど、それも良かったのかも?
以前はMくんから見て窓際が目に入る位置に座っていて、よく窓際のロールスクリーンの所に行っては触らずにいられませんでしたが、
ホワイトボード前に座ると、Mくんから見ると目の前はピアノ。
集中しやすかったかも…
座る位置、彼の目線から見て目に入るものも
もっと整理してあげないといけなかったんだな…
反省点です。
嬉しかったのは
彼が私自作のマグネット色音符を
鍵盤の絵の書いた小さいボードに貼るのが好きなのですが、
スケジュールの順番でマグネット音符の順番になり、マグネット音符とボードを渡したら
初めて色とのマッチング無しでド~ソをちゃんと並べることができました!
すごい!!
この1年で覚えてくれてたんだ…とわかり、お母さんとびっくり!!
本当に嬉しかったです。
これから、課題スケジュールに改善や追加をしていきたいところも見えてきたので、手直ししながら使っていこうと思います。
またこの間、発達障碍ピアノレッスン指導者fbグループで、ある先生からスケジュールとカゴを併用しておられることを教えていただいたので、
次はカゴも用意してみます。
先生方のアドバイスが本当に役立っています。
ありがとうございます。
また今後、様子や改善できた点など書いてみようと思います。