【この発想はなかった】たこ焼き器でサシ飲みつまみフルコースを一発調理! 

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鉄板を挟んで友達、家族、パートナーとゆるりとサシ飲みしてみませんか? たこ焼き器を使えば複数のつまみを一気に調理できますよ~!

 

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ウチでこのところ使用頻度が高い調理器具がYAMAZENというメーカーのたこ焼き器。たこ焼きをするのはもちろんですが、中身の具をぶつ切りにしたウィンナー、野菜、餅などに変えて楽しんでいます。

 

さらに最近は飲み用の肴を作る機器としても活躍しています。とはいえ特に難しいことはなく、穴に油を塗って具材を放り込み、塩コショウを振るだけ。ウチのは6×4列で計24個穴があるタイプ。各列でジャンル分けをし6つの料理を同時調理してみました!

 

これがフルコースのラインナップだ!

第1の列・海鮮焼き

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色々な具材を食べられる冷凍のシーフードミックスを使うと便利。イカ・エビ・アサリが入ったものがよく売っています。ちょっと贅沢に行くならマグロやタコのブツもオススメ。そういう時は半分を刺身で、もう半分を焼きで楽しんでいます。

 

第2の列・野菜焼き

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穴に合わせて切った野菜を入れるだけですが、プチトマトやマッシュルームならそのまま使えます。プチトマトは水分が飛ぶためか、生と比べると味が凝縮してびっくりするほど甘くなりますよ。キノコ類は焼けてヒダから汁が出てきたら、醤油とレモンをちゅっとかけてそのままパクリ! コーンは仕上げにバターを入れるのがテッパンです。

 

第3の列・肉焼き

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メインともいえる肉焼き。牛、豚、鶏とお好みのお肉でどうぞ。カレー用の小間肉などを買ってくれば切る手間もかかりません。しゃぶしゃぶ用の肉を手で丸めて入れる時もあります。サイコロステーキなどは穴にピッタリ。今回は揚げずに焼くだけでいいハッシュポテトも付け合わせに用意しました。出来合いの鍋用の肉団子や、シュウマイを焼く人もいるようです。

 

第4列・煮込み

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ちょっとした変化球として煮込みなんてどうでしょう。もちろんイチから作るのは大変なので、出来合い品を温めます。具だけでなく汁もたっぷり注ぎましょう。ほどなくクツクツと煮えてきますから、ネギと七味をパラッと振って完成です。

 

第5列・豆腐焼き

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箸休め的な意味も兼ね押さえておきたいのが豆腐。淡白ながらやはり美味しい! 絹だと煮崩れやすいので木綿が◎。ひっくり返したい気持ちをグッと我慢。しばらくすればキツネ色の香ばしい焼き目が付きますよ。隣の煮込みに交ぜてしまうのもアリですね。

 

第6列・焼きおにぎり

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飲んでいるとやはり炭水化物が欲しくなるもの。〆も兼ねた一品として焼きおにぎりは外せません。白メシに醤油とおかかを混ぜれば準備OK!

 

実は家で焼きおにぎりを作ろうとすると結構ハードルが高かったりします。醤油の水分で焼いている最中崩れてしまうことが多いのです。でもたこ焼き器なら穴にご飯を詰めて放っておくだけ。時より返すだけで表面がカリカリのミニ焼きおにぎりができます。

 

調味料

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煮込み以外は、基本的には塩コショウで焼くだけですが、味の変化を楽しむためにいくつか調味料を用意しています。ゴマ油&塩、粒マスタード&マヨネーズ、カレー塩、しょうゆ、レモンなどなど。焼きあがった具材をお好みの調味料でどうぞ。

 

さあ、あとはゆっくり座って食べるだけ

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余熱をし、油を引いて、穴に具材をセットしたらあとは飲みながら待つだけ。できあがったものからハフハフと食べましょう。具の下ごしらえさえ終わってしまえば、テーブルにずっと座っていられるのがこの調理方法のよいところ。大事な相手とお好きなアルコールでゆっくりサシ飲みを楽しんでください!

 

おまけの小技・使い捨て油引き

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たこ焼き穴用の油引きは100円ショップなどで簡単に手に入ります。でも使い終わった後の掃除(特にハケの部分)が面倒。なのでウチでは割り箸の先っちょに、丸めたティッシュペーパーを挟み込ませた簡易油引きを作り、料理が終わった後は使い捨てにしています。

 

書いた人:飯炊屋カゲゾウ

飯炊屋カゲゾウ

1974年生まれの二女一男のパパ。共働きの奥さんと料理を分担。「おいしいものはマネできる」をモットーに、料理本やメディアで紹介されたレシピを作ることはもちろん、外で食べた料理も自宅で再現。家族と懐のために「家めし、家BAR、家居酒屋」を推進中。「双六屋カゲゾウ」名義でボードゲーム系のライターとして活動中。「子育屋カゲゾウ」名義で育児ブログも更新中。

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