ユダヤ教の伝説に、ゴーレムという土で作られたロボットのような怪物があります。
キリスト教の聖書にも、初めての人間は神が泥で作ったとあります。
日本の神話にも、埴安姫という土偶の神様があります。
何れの神話も、魂が宿る人形を意味していると推察できます。
実際に、神様が現世に生物を作るときも、地上の土の中の有機物を集めて、
慎重に生物を作り上げますが、それには愛が伴っていました。
人間も、何かを作るときは丁寧に、愛情を持って作りますよね。
神様も、現世を創造するときは、愛を込めたのです。
大切にするものには、パワーが入ります。
昔から人形には霊が宿ると言われていますが、
物を大切にすると、その人の想念が集中するので、愛念が蓄積されます。
大切にしていれば、変な霊は入りませんよ。人形に悪い霊が宿るというのは、
日本には昔から物を大切にする精神がありますが、その戒めのようなものです。
怖いと思えば、怖く感じるものですが、人形はなにも悪いことはしません。
逆に、人間が勝手な扱いをして、人形を穢れさせますよね。
付喪神というものがありますが、それも、日本人のモノを大切にするという
伝統的な精神の表れですが、それだけでは無くて、実際に霊を感じます。
生き物の身体だけでなく、物質は、霊気を吸収します。
大切にしていると、そのモノを大切に思う霊気が、
モノに吸着して、大切な思いに満たされます。
大切な思いというのは、愛念ですよね。 たとえば、母親の形見の指輪ですが、
いつも大切にして、綺麗に手入れをしていて、着けると故人が思い出されます。
それは、指輪に愛念が蓄積されて、霊気で満たされることで、
故人の霊と交流しやすくなったのです。
愛念を強くすると、それと同様の波動を持つ神霊を呼びます。
愛念に満たされたモノが、神霊の媒体になっているのです。
ぬいぐるみなどの人形も同じです。
ぬいぐるみを大切にしていると、その愛念がぬいぐるみに蓄積されて受け皿となり、
やがて自然界の精霊が入ります。「宿った」と言われる状態になります。
先ず、大切に思うこと、ペットの犬や猫のように、可愛くて、
子供のように大切に、と意識します。
愛のあるところに、神が訪れます。精霊たちも、神と人間の愛に応えます。
ぬいぐるみではない、一般物にも宿りますが、人形の方が、
人間に愛されて、人間の魂との関わりを深く出来ます。
物を大切にする気持ち、相手を思いやる気持ちが精霊を呼びます。
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