福岡天神治療研究室

福岡天神治療研究室

あなたの「つらい症状」改善のヒントになる
日々の「症例」を投稿しています。

福岡天神治療研究室代表・村上塾々長 村上公一と申します。

臨床実務29年超の治療家(柔道整復師、鍼灸師)として、治療は勿論、技術指導や経営アドバイスを行なっています。

過去に整骨院を二院を経営、スタッフ11人と共に100~120人の患者さんを施術して、症例数は24,000例に上りました。

しかし、あまりの患者さんの多さに「人を治している」という実感をなくしていました。

現在は、福岡天神大丸から徒歩1分に治療研究室を構え、「薬をやめたい、早く治したい、実績を重視したい」方向けにお一人お一人を丁寧に治療しています。

鍼灸整骨院・整形外科・内科・リハビリテーション科での実務経験、二人の師匠からの技術伝承を基盤に独自の治療を行なっています。

私自身、首肩コリで毎日の頭痛で悩み、交通事故で腰痛激化で苦しみ、師匠となる凄腕治療家と出会い、施術していただいたおかげで、最悪のコンディションから脱却、完全復活し、施術する側になった経緯から、人を治療する「仕事としての楽しさや醍醐味」をお伝えできるブログになればと考えています。


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【膝に水、簡単に治す方法】

 

周りで聞いたことはありませんか?

 

「膝に水が溜まって、注射器で抜いてもらっている」

 

ひどい方では、週に2回も水を抜く方もいらっしゃいます。

 

しかも何年間も、、、。

 

 

長期間続く膝の水は、微細な炎症による漿液の貯留なのですが、整形外科では関節の内圧が高まる痛みを抑えるために、まずは水を抜くのが一般的です。

 

ただし、あくまでも対症療法で根治にはならないので、延々と「溜まった水を抜く」処置が続きます。

 

一応、病院のリハビリテーション科でも、ホットパックや電気療法を行いますが、予後は良好とはならず、根治には至らないことがほとんどです。

 

しかし、比較的簡単な方法で、この流れを止めることができます。

 

古くからの整骨院では、当たり前にやっていた方法で、いまさら私が紹介するのも、どうかなと思うのですが、意外に知られていないので、あえてこちらでご紹介します。

 

必要なものは、伸縮包帯と綿花。

 

膝の水は、一般的に膝蓋骨を中心に馬蹄状(逆Uの字)に溜まります。

 

その溜まって腫れている部分に厚手の綿花を当てて、伸縮包帯で圧を加え固定します。

 

すでに水が溜まっている場合は、あらかじめ注射器で水を抜いてから行うことをお勧めします。

 

この固定方法で、何年間も膝の痛みと水抜きが習慣化した方が、救われた症例を経験しています。

 

非常に簡単な方法なのに、病院では手間がかかるせいか?ほとんど行われません。

 

当研究室でも、この処置は行なっていますが、遠方の方は近隣の整骨院にお尋ねになってみるとよいかもしれません。

 

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【足にも腕にも力が入らない】

 

中学生、女子。

コロナ感染以降、ずっと体調が優れない。

学校に行くと発熱してしまい、家に帰ると熱が下がる状態が続く。

コロナの再感染の心配もあるので、病院にて採血を行い、炎症反応、甲状腺ホルモンなど調べてもらったが異常なし。発熱の原因は不明のまま。

その後、両足に痛みがあり、かつ力も入らなくなり、コロナ後遺症の心配があったので、総合病院の受診。

脳、脊髄、両足をMRI画像にて調べたが、異常なし。

症状も出たり、出なかったりなので、メンタルからくるものと診断され、抗うつ剤を処方された。

半年経つが、症状に改善は見られず、なかなか学校にも行けないまま。

最近は両足だけでなく、両腕にも力が入らず、スマホすら重く感じるので、ベッドに横たわった状態で見るという。

母親が、Instagramにて当研究室を知り、県外から来られました。

 



【初回】

中学生にしては身長もあり、体格も良い。

一見して、筋肉的な疾患ではないと判断しました。

しかし冷え性で、お腹も下すことが多い。そのわりに手足に汗をかいてしまうとのこと。

睡眠も浅く、時間的にはそこそこ寝ているにも関わらず、朝は母親が激しく揺り動かしても起きられない。

体温のコントロール、腸の不調、睡眠の質が悪い、手足の汗、PMS(月経前症候群)などを考えると「自律神経の失調」を疑わざるを得ません。

首を触診すると、上位頚椎に痛みを訴えます。

治療は、軽い指圧、鍼灸療法、頚椎矯正。

ぼんやりと澱んだ表情が、施術後には明るい中学生らしい表情に変わった気がしました。

翌日、母親からメールをいただき、治療の帰りには「身体が軽い」と言っていたそうで、今朝は足の痛みも軽減していて、自身で起きてこられたと連絡がありました。

 

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【バファ○ン30錠飲んでます】

 

50代、女性。

主訴は、肩こりと頭痛。

愁訴は、腰痛、便秘、冷え性、不眠など。

 



頭痛は小学生の頃からで、親に連れられて様々な病院、治療院などを回った覚えがあり、結局当時は原因はわからずじまい。

いつしか頭痛のある生活が、当たり前になってしまい、50代の今では病院に行くこともなくなったという。

市販薬バファリンは、手放せず、60錠入りを買っても、2ヶ月もたないとのこと。

ひどい時には、一度に4錠(本来、成人2錠)飲まないと効き目を感じない。

実は、私自身も高校から25歳くらいまで、頭痛で全く同じような状態だったので、辛さもわかり、早急に治したい気持ちで、治療開始。

【初回】

首と肩の凝りが、尋常でなく、これでは頭痛は当然といったレベル。

背中も硬いため、胸郭の動きも悪く、呼吸も浅い。

自律神経にも乱れがあるため、不眠にもなりやすい状態が続いているのだと思う。

指圧を加え、鍼灸療法。鍼は、かなり久しぶりとのことでした。

念のため、首の矯正は怖くないかを尋ねたところ、「近くの整骨院で、してもらったことがある」とのことで、特に抵抗はない様子だったので、矯正を行なった。

【2回目】

お仕事の都合で、2週間が経過していた。

「少し日にちが開きましたけど、頭痛はいかがですか?」

「そういえば、あれからバファリン飲んでませんね」

「え?1回もですか?…頭痛はなかったんですか?」
「頭痛…そういえば無いですね」

「…そ、そうですか。良かったですね」

「あ、先生。今日は、首のポキっ!は、無しでお願いします。やっぱり怖いので」

「了解です。でも、あれで頭痛が消えたんですよ」

「えーっ?!」

「大丈夫、頭痛は取れたし、しない方向でやりましょう」

私の説明不足もあったのでしょう。でも、何となく面白いやり取りでした。

今後は、自律神経と腰痛を中心に加療することにしました。

いずれも早急に治るよう施術を進めるつもりです。

 

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【苦しい!むせ返す嚥下障害】

 

80代、男性。離島に在住。

 

食事の途中、飲み込む際に誤嚥が多くなり、むせかえることも増えたため、島の病院を受診。

 

原因を詳しく調べるために大学病院を紹介された。

 

画像診断にて、食道の狭窄が認められたため、手術の日程を決めたが、他に手立てはないものかと知人の紹介で、当研究室に来られた。

 

【初回】

 

離島より奥様も同伴で来られました。

 

腰が曲がり、失礼ながら年齢よりも老けて見える印象です。

 

病院での診断を教えていただき、嚥下障害のため、食道を広げる手術をするとのこと。

 

奥様にご主人の姿勢について尋ねました。

 

「いつも、こんな感じの姿勢でお過ごしですか?」

 

「この人は、昔から姿勢が悪いんです」

 

「食事をするときも、この姿勢ですか?」

 

「そうです。もう少し姿勢を正して欲しいんですけど…」

 

「なるほど。でも、この姿勢では私でも、むせ返りますよ」

 

「えっ???」

 

その後、姿勢と食道、気管支、気道の関係をお話しして、姿勢を正してもらった。

 

「この姿勢で、飲み込んでみてください」

 

「普通に飲み込めます」

 

「そうですよね」

 

「先生、治療は?」

 

「その必要はないです。でも説明だけは聞いて帰ってください」

 

2週間ほどして、その後の経過をメールで尋ねると、嚥下が正常にできるようになったので、大学病院での手術は中止にしたと返信があった。

 

 

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【頭皮激痛!髪がとけない】

 

福岡からだと、少し遠い神奈川県から、70代男性の患者さんが来られました。

 

2ヶ月ほど前から左目の周辺から側頭部にかけて、触覚が鈍いような「違和感」があり、そのうちに「痛み」に変化。

 

近くの整形外科に行き、鎮痛剤を出されたが一向に効く気配がないので、今度は皮膚科を受診。

 

皮膚に異常は認められず、帯状疱疹ヘルペスではないとの診断を受ける。

 

痛みは激痛に変わり、側頭部の髪に触れるだけでも酷く痛むため、クシで髪もとけず、散髪にも行けない状況に。

 

 

メガネが耳に当たると痛むので、綿花をあてがい、なんとか凌いでいたが、さすがに限界を感じていたところ、福岡にいる親類の紹介で当研究室に来られました。

 

【初回】

 

メガネの耳の部分に綿花をあてて来られたので、怪我でもしているのかと思いました。

 

事情をお聞きして納得。

 

激痛で患部を触ることができないため、痛みのない範囲のみ触診しての判断となりました。

 

仕事と趣味、両方で本を読むことが多いとのことで、首や肩の凝りが尋常ではありませんでしたが、ご本人は自覚がないとのことでした。

 

実は、これは非常にまずい結果になりがちです。

 

何故なら、自覚症状がないので、自発的にケアをすることがないからです。

 

自覚が出る頃には、かなり悪化していることが多く、今回のように薬が効かないほどの激痛になってしまいます。

 

こちらの患者さんは、その典型的な経過を辿った感じでした。

 

治療は、三叉神経を狙った後頭部からの指圧と鍼灸療法、頚椎矯正を行い、初回は終了しました。

 

 

【二回目】

 

泊まりがけで来られているので、治療は翌日です。

 

痛みはあるものの、激痛ではなく、昨夜はよく眠れたとのことでした。

 

初日に続き、三叉神経狙いの指圧と鍼灸療法、残った首の歪みを矯正して、治療は終了。

 

「なんとなく良い気がする」とのことで、お帰りになりました。

 

その後の経過は、ご紹介いただいた親類の方からメールでいただきました。

 

ご本人から「耳まわりの痛みがなく、クシで髪がとけた!」と喜んで電話があったと報告を受けました。

 

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【激しく傾き歩く女性】

 

70代、女性。

 

主訴は、腰と左股関節周り、太ももが痛くて歩けない。

 

病院での診断は、左股関節炎、左膝関節炎、腰椎すべり症、側弯症。

 

 

左膝には、ときどき水が溜まるため、抜いてもらっているとのこと。

 

左側をかばいながら歩くため、最近は右の腰も痛むようになった。

 

痛みがあるため、身体が傾けて歩いているとは分かっていたが、外出時にショーウインドウに映る自分の姿に唖然。情けなくなったという。

 

見るに見かねた知人の紹介で、当研究室に来られた。

 

 

【初回】

 

なぜ倒れないか不思議なほど、身体が傾いている。

 

時折、膝に手を当てていないと立位自体も、きつそうです。

 

とても治療ベッドに上がれそうにないので、台座を用意しました。

 

触診の段階で、「痛いです。そこも痛いです。そこも痛いです」と首から背中、腰、足まで、概ね上から下まで痛い状態でした。

 

鍼灸や整骨などは、受けたことがないとのことなので、指圧も鍼灸療法もごく軽い刺激にとどめましたが、首の歪みが気になったので、頚椎矯正は必要でした。

 

施術全般に驚いた様子もなく、「とても気持ちよかったです」と言って、お帰りになりました。

 

 

【2回目】

 

心なしか姿勢が良くなった気がしたので、症状を尋ねたところ、左の鼠径部を押さえて「ここが痛いです」と言われたので、「ほかは?」ともう一度尋ねると、「右の腰かな」との返答でした。

 

治療は、概ね前回と同様に指圧、鍼灸、矯正を行いました。

 

 

【3回~4回目】

 

明らかに姿勢が良くなり、身長が伸びたようにさえ感じます。

 

初回触診の際、あれほど痛いところが多かったのに、いまは「どこを押さえられても気持ちがいい」とのこと。

 

症状が軽減してきたので、少し治療の間隔を開けてみることにしました。

 

 

治療翌日、紹介者の方からメールがあり、

 

「以前は、朝起きた時には、腰を90度に曲げていたそうですが、今朝は真っ直ぐに立てる!とお喜びの電話がありました」

 

と報告をいただきました。

 

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【10ヶ月通院、全く治らない肘痛】

 

80代、女性。

 

主訴は、右肘の痛み。

 

ご主人の介護中、起きあがらせようと引き上げたところ、右肘に「電気が走るような痛み」があった。

 

 

10ヶ月間、病院に通ったが治らず、痛み止めと胃薬を飲む毎日。

 

知人の紹介で、当研究室に来られた。

 

【初回】

 

ごく軽く押さえる程度の触診でも、身体をビクっとさせるほどの痛みで、かなり辛そうです。

 

痛みの部位は、右肘の上下も含んでいて、意外に広範囲。

 

ドアノブを捻るような動作(回内)で、特に痛みが走る。

 

肘の関節痛というよりも、動作によって神経が刺激されている感じでした。

 

また、肘より下(前腕)にも問題があり、この二か所を同時に治療しないと痛みは取れないと判断しました。

 

「注射が極端に苦手」とのことで、鍼に対して、相当に不安なご様子でした。

 

小学生も全く同じ鍼を使う旨を話すと、多少安心したようでした。

 

軽い指圧と鍼灸療法を施して、円皮鍼とスポーツテーピングで、初回の治療は終了。

 

「鍼は全く痛くなかった」と喜んでお帰りになりました。

 

【二回目】

 

鍼に対する抵抗がなくなったせいか、初回よりも朗らかな様子。

 

テープは自分で取れたが、円皮鍼は怖くて剥がせなかったそうです。

 

こちらで取って、触診。

 

普通に指圧ができる程度まで、痛みが消失していました。

 

「押していただいて、気持ちいいです」

 

と初回とは全く違う反応です。

 

唯一残った圧痛部分に鍼灸療法、円皮鍼を施して治療は終了。

 

一週間の安静保持をお願いして、経過良好なので、治癒としました。

 

10ヶ月の痛みから解放されて、安堵した様子でお帰りになりました。

 

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【うつ病10年、しかも腰痛】

 

50代、男性の会社員。

 

主訴は、腰痛でしたが、そのほか鬱病で薬を飲み続けているとのことでした。

 

その期間、約10年。

 

姿勢も悪く、元気もなく、いかにも陰鬱な印象です。

 

 

 

私としては、腰痛よりも鬱病を心配してしまいました。

 

さっそく治療開始。

 

 

初回の触診、視診で骨盤の左右差と上位頚椎の歪みを見つけました。

 

どちらも腰痛に関係しています。

 

また、これまでの経験上、「頚椎の歪みと鬱病」も密接に関係している考えているので、なんとか一石二鳥で治らないものかと施術してみることにしました。

 

 

鍼灸療法ののちに頚椎矯正を施したところ、姿勢も良くなり

 

「スカッとしました。とても気持ちいいです」

 

と喜んで、お帰りになりました。

 

 

後日の治療、3回目には腰痛は改善し、また

 

「今は、やる気がみなぎっています。このまま人生終わらせません!」

 

と発言されるようになりました。

 

 

まだまだ働き盛りの50代ですし、本当に人生これから。

 

今後は鬱病の薬をやめる方向で、時々、身体のメンテナンスに来ていただくようにしました。

 

心身ともに元気でいられると思います。

 

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【1ヶ月半、熱が下がらない小学生】

 

小学6年生、女子。

 

主訴は、微熱と頭痛。

 

問診では、母親が詳しく説明してくれました。

 

 

10歳で生理がきて以来、ずっと体調不良で、最近では1ヶ月半も微熱(37.5°前後)が続いて下がらないでいる。

 

当初は、排卵日の高温期かなと思い、一週間様子を見るも、なかなか熱が下がらないので、病院を受診、「溶連菌感染症」と判明。

 

抗生剤を飲み、さらに一週間経過するも、まだ熱が下がらないため、今度は血液検査をし、「マイコプラズマ肺炎」にも罹っていた疑いもあると診断される。

 

それでも熱が下がらないので、詳しく血液検査をするも、異常なし。

 

医師からは、生理と溶連菌とマイコプラズマ肺炎で、体温機能が狂い「高体温症」になったのであろうと言われた。

 

 

小さな頃から、「自家中毒症」で吐き続けるなどあり、各病院、婦人科クリニックでは、毎回、「自律神経とホルモンの問題」と言われ、漢方、ピルも飲んでいるが、回復というより、むしろ悪化しているようにも感じる。

 

メンタル的にも安定していない様子。

 

結局、1ヶ月半、いまだに微熱と頭痛が続いているため、何か他に治療法があればと思っていたところ、友人がInstagramで当研究室を見つけて、紹介され、藁をもすがる気持ちで来られたとのこと。

 

 

私の判断も、病院での指摘の通り「自律神経の乱れとホルモンバランスの問題」と判断しました。

 

ただ、ホルモンバランスは自律神経が乱れると、自ずと狂ってしまうので、治療としては「自律神経を整える」ことが中心となります。

 

さっそく治療開始。

 

 

微熱があるとはいえ、血色も良く、声にも張りがあり、本人からも、治りたい気持ちを十分に感じるため、きっと治ってくれるだろうと感じました。

 

もう小学6年生なので、治療自体はほぼ大人と同じです。

 

軽い指圧、鍼灸療法、上位頚椎の歪みを取るため頚椎矯正を行いました。

 

普段、姿勢が良くないとのことだったので、姿勢指導して治療は終了。

 

母親が本人を見て「お風呂から上がったみたいにスッキリした顔になった」と喜んだ様子でした。

 

 

その後に2回、同様の治療を行い、「元気に学校に行けるようになりました」と報告を受けたので、経過良好につき治癒としました。

 

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【夫婦で頚椎ヘルニア】

 

少し変わった症例があるので、ご紹介します。

 

60代、男性。元ラグビー選手。

 

首から肩にかけての耐え難い、激痛。

 

痛みのために夜、寝ることもままなりません。

 

病院では「頚椎ヘルニア」と診断。

 

 

過去にコンタクトスポーツをやっていた方にありがちですが、「首の歪み」がひどい状態でした。

 

怪我の多いラグビーで、少々の痛みは慣れてそうですが、この痛みは耐えられないとのことでした。

 

鎮痛剤も、ほぼ効かず、病院では手術を勧められているとのことでした。

 

 

頚部への指圧と鍼灸療法、頚椎矯正を行い、症状は軽快しつつありました。

 

そんなとき、患者さんから相談がありました。

 

「実は妻が頚椎ヘルニアで、10年近く苦しんでいるのですが」と言います。

 

外出時には目立つので外しているが、家では常に「頚椎カラー」を装着しているとのこと。

 

妻のその姿に、最初は「何もそこまでしなくても」と思っていたそうですが、自分が「ヘルニア」を患い、初めてその辛さが理解できたそうです。

 

私は「早々に奥様も治療を開始しましょう」と提案しました。

 

 

不思議なことに、ご夫婦ともに「第5.6頚椎間右側のヘルニア」を患っていらっしゃいました。

 

しびれる部位、痛みの部位も、ほとんど同じです。

 

「なにもここまで同じでなくても、、、」と内心、思いました。

 

当然、治療部位、方法もほぼ同じです。

 

 

幸い、数回の治療で、ご夫婦とも症状は軽快していきました。

 

印象に残ったのは、ご主人の言葉です。

 

「痛みを抱えた妻の気持ちが、初めてわかるようになりました」

 

長年連れ添ったご夫婦、「ヘルニア」によって、今後ますます仲良くお過ごしにことなるだろうと思いました。

 

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