仮面女子の神谷えりなです。

斜視の再手術をおえて、復活ライブをおえて、少しだけ手術のことを詳しくかいていきます。

斜視の手術がどんなものなのか、よくわからないという方、問い合わせが多いので、私の感覚になってしまうのですが、このブログを読んでくれたらいいなと思います。

このブログを通して、斜視で悩んでいる人や斜視じゃなくても何かに悩んでいる多くの方に少しでも勇気をあげることができたらいいなと思います。

約一年半前に私は、斜視の手術をしています。

一度は治って、二つの世界が一つになり新しい自分に生まれ変わったと喜び、仕事が楽しくて楽しくてしょうがなかった。

そして…再発して、絶望しました。

でも、希望がある限り私は諦めないという気持ちで2回目の手術をしました。

私の目の状態は、左目の黒目が内側に寄っている開散麻痺(かいさんまひ)という内斜視。

なので、簡単に言うと手術は左目の黒目を糸で両側からひっぱって治す。というものでした。

目の部分麻酔ということで、まず点眼薬をさします。

そして、心電図や血圧計をつけます。

何回か点眼して、目に感覚がなくなってきたら手術開始です。

まず目の洗浄をします。

水をばしゃばしゃ目にかけて清潔にします。

ここまでは、1回目の手術と同じ。

外側から引っ張ていくので、まず思いっきり右をみます。

こういう状態。

次に内側。
筋肉が触られる思わず力んでしまうあの感覚がまたくるのか…と考えたら負けです。。

私は、一瞬負けました。
内側をさわるということで、次は左をみます。

これが、本当に怖かった…

右を向く時は何も世界がみえない状態だけど、左をみると右目で左目をいじっているのが見えるの。

これで手術がおわり！では、なくて…

ここからが大事なところです。

目を開けて天井をみます。

赤い十字があって、ズレているかどうかチェックします。さらに一度、体を起こして遠くの壁にも赤い十字があるのでみます。

私は目が悪いので、メガネを通してみます。

1回目の手術でも同じことをやっているので、流れは分かっていました。

でも、十字が二重にみえるし…

なんていうんだろ。。

横の線も縦の線もずれて二つにみえました。

もう一度体を倒して、内側の糸をやり直し…

なかなか一つにみえなくて、これを3回繰り返しました。

先生の…『はいっ！治ったよ！おわり！』

って言葉が、本当に…本当に…安堵するというか肩の力が抜けました。。

おわったあと、1回目の手術のときもそうだったんですが、すぐには実感はできなかったです。

力んでしまった体力を回復するように横になって麻酔がきれるのを待ってました…

再手術ということで、苦しくなる感じとか覚えているのでとても不安でした。

でも、治ったときの人一倍の喜びも覚えているので楽しいことだけを考えるようにしたら、あっという間です。

全部あくまでも私の感覚です。

専門的なことはわからないし、もしかしたら違う感覚になる人もいると思います。

部分麻酔なので意識はしっかりしてるし、目以外はすごく元気です。

手術直後は、見た目も普通で目が充血していなくて、「あれ？本当に手術した？？」って思うくらい。

でも麻酔が切れて一日たったら、目が重くて前回よりも充血してて、ちょっと焦りました。

すみません、、ちょっとグロいですが、写真載せます。

今回もお母さんについてきてもらいました。

なんだかんだ母は偉大です。

私も大人の女性といってもいいくらいの年齢になったけど、結局はお母さんの子供だから。

1人でいるよりも何倍も安心したし、側に誰かがいてくれるだけで気持ちも楽でした。

私は、今回の手術をするということで、一人一人のみなさんに自信をもらいました。

大きな困難の壁を乗り越える勇気をもらいました。

にゃあ

＊erina＊