富山・石川・福井在住のクリエイターが制作した広告、または北陸に本社を置く企業の広告を募集し、北陸の最も優れた広告コピーに贈られるHCC賞（主催：北陸コピーライターズクラブ）。4月15日に金沢市民芸術村パフォーミングスクエアで「第30回HCC賞審査会」が行われ、本年度の各賞が決定した。

当日はHCC会員と特別審査員 仲畑貴志氏が審査にあたり、北陸三県から寄せられた応募総数158点（作品総点数429）からグランプリ1点、HCC賞10点、また仲畑貴志氏が選出するHCC特別賞2点が選ばれた。

グランプリは、虎尾弘之氏（真空ラボ）による福井 犬・猫を救う会（犬・猫の譲渡会）のポスター。メインキャッチコピーは、「お渡しできない場合も、あります。」である。

また当日は審査会に合わせ、仲畑貴志氏とスペシャルゲストである髙崎卓馬氏のトークショーも行われた。

受賞およびノミネート作品、トークショーの内容を掲載したHCC年鑑は今年秋に発刊の予定。

◆グランプリ

虎尾弘之氏（真空ラボ）
メインキャッチコピー：お渡しできない場合も、あります。
福井 犬・猫を救う会（犬・猫の譲渡会）ポスター

◆HCC特別賞

・盛田真介（電通西日本）　
メインキャッチコピー：「宇宙に行けそうですね」と、よく言われます。
リッチェル（おでかけネコベッド）雑誌

 

・小林幹（電通西日本）　
メインキャッチコピー：このサイズになるのに10年　養殖しとったら赤字やがいや
JF石川（加能ガニ）新聞
 

 

◆HCC賞

・小林幹（電通西日本）　
メインキャッチコピー：ワシら、ピカピカ世代。
ACジャパン（高齢者が活躍できる社会）テレビCM

 

・石井陽一、城川雄大（アイアンオー）　
メインキャッチコピー：コンクリに注射
陽光興産（IPH工法）新聞、テレビCM、ホームページ

 

・宮保真（ワザナカ）　
メインキャッチコピー：ハブラシを好きになった子は、ハミガキを好きな子になれる。
ホクビ（BABY TOOTHBRUSH HAMICO）ポスター、ホームページ、交通広告、パッケージ、パンフレット

 

・宮保真、西垣強司（ワザナカ）　
メインキャッチコピー：機能より、今日の話をしたい家。
みづほ工房（頭のよい子が育つ家モデルハウス）ポスター、新聞、モデルルーム内展示パネル

 

・大久保浩秀（REACH）　
メインキャッチコピー：のりに乗ってるおにぎりの里
中能登町（おにぎり）ポスター

 

・小林幹（電通西日本）　
メインキャッチコピー：くやしかったら、包丁を握れ。
北川学園（キッス料理技術専門学校）ポスター

 

・橋本謙次郎、宮保真（ワザナカ）　
メインキャッチコピー：おなかがわらう、からだよろこぶ。
なかがわら胃腸科クリニック（なかがわら胃腸科クリニック） ポスター

 

・吉田一馬、木下芳夫（電通西日本）　
メインキャッチコピー：I’M JUST ME. わたしは、わたし。
NPO法人 ひゅーるぽん（こども発達支援センター ひゅーるぽん） ポスター

 

・小林幹（電通西日本）
メインキャッチコピー：「若い頃、もっと勉強しとけばよかったー」の“若い頃”とは、ほぼ中高6年間。
稲置学園（星稜中高6年一貫）ポスター

 

・松井涼（日本エージェンシー）
メインキャッチコピー：君に、娘を幸せにする資格があるのか。
エルアンドエルシステム北陸（資格の学校TAC金沢校　企業PRポスター）ポスター

「HCC賞」に関連する記事はこちら