2014年12月8日、ペルーで「COP20(国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議)」が開催されている真っ直中、世界遺産「ナスカの地上絵」付近に環境保護団体グリーンピースが侵入し、環境保護を訴える “TIME FOR CHANGE(変化の時)” との巨大メッセージを残していった……。この活動に対し、世界中から非難が殺到!

もちろん日本のネットユーザーも「世界遺産になんてことしやがる!」と激おこで、果てはペルー政府までもが「深刻な影響があった」とブチギレた。だがしかし……それよりもなによりも、世界で最も怒らせてはいけない重要人物をグリーンピースは刺激してしまったようだ。日本最強のオカルト雑誌『月刊ムー』の編集長、三上丈晴氏である!!

・ナスカジャン

三上編集長の一張羅(いっちょうら)といえば、「ナスカの地上絵」と「スカジャン」を融合させた『ナスカジャン』だ。先日に行われたイベント「Adobe vs 月刊ムー」でも、ビシッとナスカジャンを着こなしていた。そんなナスカを愛する三上編集長からの独占コメントは以下のとおり! あますことなく全文そのまま掲載したい。mikami1

・月刊ムー編集長・三上丈晴氏のコメント

三上「グリーンピースの活動そのものにとやかくいうつもりはないが、これはダメだ。ナスカの地上絵の近くに文字を描くとは!! 地上絵そのものに文字はかかっていないが、そもそも認識が甘い!!

地上絵は線画の部分のみならず、線画以外の部分も重要なのだ。最近では、リモートセンシングによって、表面的に肉眼ではわからなくなっている地上絵も次々と発見されている。何もないと思われる部分にも、風化した地上絵が存在する可能性もあるのだ。

さらに、同じ技術によって、地下の構造がわかってきて、地上絵も地下水脈と関係があるという説もある。こうした研究調査にとって、新たに地上に文字や絵を描くことは弊害以外の何ものでもない!!

ムー的にいえば、パワースポットとしての地上絵がもっている力が落ちる可能性だってある!! ぜひとも、早急に現状復元をしてほしいものだ」

──さすがである。ある意味では予想通りのコメントだが、期待以上のムー見解だ! そんな三上氏の警鐘テレパシーが伝わったのか、グリーンピース・インターナショナル(本部)は本日12月11日付けで、ナスカでの活動に対する謝罪文を掲載している。

・一切ブレない『月刊ムー』の最新号

なお、つい2日前に発売された月刊ムーの最新号は、総力特集が「最新 地球外知的生命体論とUFO現象の謎」で、最新UMAレポートは「ロシアン・イエティ現る!!」、そして心霊写真コーナーは「マイケル・ジャクソンの霊が命日にバリのホテルに出現!」とのこと。気になる人は書店へGO! きっと来月号はナスカの地上絵を特集するはずだ。

参照元:月刊ムー国際環境NGOグリーンピース、Facebook @Greenpeace International産経新聞ナスカジャン
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼イベント出演直前の三上編集長
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▼宇宙一「ナスカジャン」が似合う男
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▼安易な気持ちでナスカの地上絵を「いじって」は、いけないのだ