劣化した捜査で、無実の人が簡単に起訴されてしまう、恐ろしい時代が正に出現しつつある怖さを感じます/落合洋司弁護士

他の記事もいくつか読んでみましたが、上記の記事の中にある、「GSの防犯カメラの記録時刻も8~9分ずれていた」点を看過していた点が致命的であったようですね。こうした機器の時刻は、自動で同期させたり手動で合わせたりしていないと、徐々に正確な時刻とはずれてくることがあるものです。従来の警察捜査では、そういった「時刻」の重要性はすぐに気付いてち密に確認、検証するのがごく普通だったと思うのですが・・・。ETCの記録も確認すればすぐにわかることで(そもそも弁護人が確認できているわけですから)、かなり粗雑な捜査でしかなかった、そういう捜査が起訴にまでつながってしまった、というところに、今の日本の捜査の質の低下を感じざるを得ません。

劣化した捜査で、無実の人が簡単に起訴されてしまう、恐ろしい時代が正に出現しつつある怖さを感じます。

引用:2013-07-27 – 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

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