「心はどこにありますか」 | 甲州さとみの温かいいのちー心整体ー

「心はどこにありますか」

心(魂)はどこにあると思いますか?

脳だという人もいるかもしれません。
胸にあるという人もいるかもしれません。

日本人は、心は「腹・肚(はら)」にあると考えてきました。

“腹を決める” “腹が据わる” “腹に落ちる”
“腹をくくる” “腹が立つ” “腹に納める”
“腹を探る” “腹黒い”

など、心を表す言葉が、腹にはたくさんあります。

日本の武士道では、腹(心)に偽りないことを、腹を切り 心を開いて見せました。

現代の日本人は、心を脳や胸においていますから、「腹(肚)」がつくられていません。

日本の歴史を作った先人達、中でも、西郷隆盛は、 肚が太い、肚が鍛練された人でした。

戊辰戦争、明治元年~明治2年。

薩摩藩・長州藩を中心とした明治新政府軍と、会津藩・庄内藩を中心とした旧幕府軍の戦いで、

勝利した薩摩藩・西郷が庄内藩の戦後処理を担当したときの話です。

責任をとるため、切腹を覚悟して白装束で進み出た庄内藩主・酒井忠篤に、

「おわかりになれば、それでよろしい」

「北方の脅威ロシアに備えて、武器弾薬も持ったままでよろしい」

この勝者の敗者への扱いは、かつて日本では有り得ないことで、

その“肚の太さ”に感銘を受けた庄内藩主・酒井忠篤は、翌年、七十数名を引き連れて鹿児島を訪れ、

西郷に直々に四ヶ月間学び、西郷の思想・言葉を「南洲翁遺訓」という書物に残しました。

西郷自身は書物を残していませんので、西郷の度量の大きさを知り学ぶためには、後世の私たちはこの本を手にとります。

また、南洲翁という敬称をもつ西郷を祀った「南洲神社」が、多くの犠牲者を出した庄内藩・山形県酒田市に1976年に創建されています。

「子どもの心に光を灯す 日本の偉人の物語」白駒妃登美著 より 

一部引用

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