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小池百合子、都政軽視・国政関与の矛盾を指摘されてブチ切れ

netgeek 2017年9月29日
 

希望の党で国政への影響力拡大を目指す小池百合子都知事がメディアの取材に対して珍しくキレる場面があった。

怒るということは図星なのだろう。

伊藤アナ「都知事になられてからずっと私も小池さんに伺ってきた通り、小池さんは国政に関わることはずっと否定をされてきたように思うんですね」

小池百合子「はい当然です」

伊藤アナ「しかし『私が積極的に絡んでいく国政政党の代表です!』というのは都政軽視なのではないかという声にどう答えますか?」

小池百合子「どうしてですか?論理的に説明してください(謎の笑顔)」

伊藤アナ「やはり都政に全身全霊を捧げるんだと言っておいて、二足のわらじで、知事として出席する予定だったイベントのキャンセルがあったとも伝えられています。全身全霊で都政に向くという言葉が裏切られたという声も事実あると思うんです」

小池百合子「あなたも裏切られましたか?(謎の笑顔)」

伊藤アナ「私はこれまで何度も『小池さん、国政に?』と聞くと『もうその質問しないで』と言われた記憶がすごくあるものですから…。ところが、私が引っ張ります、代表です、決闘しますとおっしゃったのでこれまでの発言と矛盾しているのではないかと。こういう声あると思いますよ」

小池百合子「全然矛盾してないと思います(謎の笑顔)」

伊藤アナ「う~ん」

小池百合子「はい以上です」

伊藤アナ「つまりご自身は衆院選にお出にならないということですね?」

小池百合子「はい。そのことについては一言も申し上げておりません」

伊藤アナ「出ない確率何%ですか?」

小池百合子「だからさっきから言ってるじゃないですか!アハハハ」

伊藤アナ「はい…」

小池百合子「ありがとうございましたぁー」

伊藤アナ「はい、え~…」

ぐいぐいと確信に迫る伊藤アナに対し、都合の悪いことは答えたくない小池百合子。あくまで明言はせずにあやふやにして質問をかわす。結局、「はい以上です」「ありがとうございましたぁー」と2回も一方的に質問を終わらせようとした。

好感度を下げないため必死に笑顔を保っていたのもむなしく、小池百合子の正体が垣間見えたという印象だ。会話の受け答えを客観的に聞いていると伊藤アナのほうが筋が通っているのに、小池百合子は「論理的に説明して」と意味不明な返しをする。

都民ファーストというより自分ファースト。

小池百合子にはがっかりだ。ネット上では早くも風刺画が作られ始めている。

小池晃と小池百合子、同じ小池で分かりにくいので色で覚えよう。こちらの風刺画は細かなところまで秀逸なフレーズが使われているのでじっくり観察してほしい。

民進党議員らは本当に小池百合子の希望の党に入れてもらえるのか戦々恐々の状態。これまで散々批判してきた相手が上司になるというのは非常に気まずく、だからこそ逆に強気で脅しを使うのも有効な手と考えているのだろう。

ここで安堵させられるのは安倍総理が一貫して正論を言い続けていること。希望の党についてそのネーミングこそ良いと認めたものの、党の本質については真っ向から否定している。

安倍総理は「希望の党は混乱の党になる」と未来を予測している。同じ政治理念を持ったものたちの集まりならともかく、私利私欲にまみれた選挙で勝ちたいだけの連中が集まった政党に何ができるのか。

小池百合子は確実に国政を狙っている。今回ブチ切れたことで確信を持った。

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