ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

conTRIO 本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr) @ベルベットサン  2017/2/8

2017年02月17日 00時03分27秒 | CD&コンサートレビュー

conTRIO【本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr)】ベルベットサン  2017/2/8

Wednesday, February 8, 2017
20:00 22:30
【出演】conTRIO【本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr)】
【開場】19:30
【開演】20:00
【料金】2,500円(1ドリンク付き)

 

conTRIO
本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr)

本田さんは以前AOSABAとの対バンのバンドでギターを弾かれていた方。下北沢のアポロのセッションでもお会いしたり、
正月のピットインのAASオールスターズでお見かけしたりしていたのだが、
その本田さんのリーダーライブがベルベットサンにあると聴いて出かけた。
本田さんが自分のリーダーでどんな音楽を奏でるのかに興味があったからだ。
トリオのあとふたりの千葉広樹(b)池澤龍作(dr)も
若手の実力派だし、これは楽しみだと思っていたら、
フリーがあり、美しい曲があり、スリリングな展開がありととても面白かった。

本田さんが使っているギターはデュオソニック? ミュージックマスターかな?
フェンダーの古いスチューデントモデルのギター。これをジャズで使う人は非常に珍しいんですが、
その音が実に美しく、しかも他のジャズではあまり聴けない音なので、聞き惚れました、

本田さんのギターはプレイもコンテンポラリーでありながら、音数はわりと押さえられていて、一音一音を吟味して弾いているように見えた。
またエフェクターの使い方もシンプルながらツボを押さえたもので、凄く勉強になったなぁ。
また、耐えて耐えて、でもここ一発でディストーションをガスっと踏むのは、
やっぱりロック出身なんだろうか、聴いている私も本籍はロックなので、血湧き肉躍って気持ちがよかったのだった。

本田さんのオリジナルと池澤さんのオリジナルが演奏されたが、
どちらのオリジナルもコンテンポラリーで、でもどこか優しさや色気があって、自然で素敵だった。
ギター、ベース、ドラムの抑制が効いた美しい響きのアコースティックなサウンドと、
ハッタリやペダンディズムとは無縁の、オーガニックでフリーなコンテンポラリージャズが堪能できた夜だった。

楽しかったです。
こんなライブハウスに自転車で行ける距離に住んでいる幸福を噛みしめています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿