訃報

谷口稜曄さん88歳=被団協代表委員、長崎で被爆

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谷口稜曄さん
谷口稜曄さん

 長崎原爆の被爆者で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協、本部・東京)代表委員の谷口稜曄(たにぐち・すみてる)さんが30日、十二指腸乳頭部がんのため亡くなった。88歳だった。通夜は31日午後7時、葬儀は9月1日午後1時、長崎市光町16の18の平安社長崎斎場本館。自宅は同市大鳥町15の33。喪主は長男英夫(ひでお)さん。

 谷口さんは16歳の時、爆心地から約1.8キロで郵便配達中に被爆。背中一面を熱線で焼かれるなど、瀕死(ひんし)の重傷を負った。被爆直後からの入院生活は3年7カ月にわたり、うち1年9カ月をうつぶせで過ごした。その後も後遺症治療などのため、入退院を繰り返した。

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