「バタフライハグ 」が心の傷を癒やす!
この時期、総合型入試の合格発表はすでに始まっており、私のクリニックにも、志望校に合格できたという嬉しい知らせが届く一方、不合格になり、うつ症状に陥って受診される方も少なくありません。
一般入試で逆転合格を勝ち取るには、うつ症状を急速に回復させて、さらに脳の情報処理の機能を大急ぎでアップさせる必要があります。
そのため、私のクリニックでは入試直前特急コースを設けています。
ぜひ、リベンジ合格にチャレンジしてください。
もちろん、こうした専門的な治療は、ご来院していただかないとできませんが、ご自宅で誰でも簡単にできる脳科学的な対策のテクニックもあります。
それが「バタフライハグ」です。
手軽にできる割には、効果が大きいので、方法をホームページと動画でご紹介しています。
実際、ご来院された方にも、「家に帰ったら、ウチのホームページのバタフライハグのとこ、見て、やっといてね」と指導しています。
バタフライハグ(Butterfly Hug)のやり方
バタフライハグのやり方は、とてもシンプルで、幼児からお年寄りまで、誰でも簡単にできます。
やるべきことは、次の2つだけです。
① 腕をクロスさせる
② 交互に左右の肩を叩く
たった2分間、これを行うだけで、メンタル面に効果が生じることが確認されています。
トラウマは、うつ病も注意!
災害やテロによる心の傷・トラウマは、従来から、PTSD (Post Traumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害)の原因になるとして、ご存じの方も多いと思います。
しかし、近年、大うつ病性障害(Major depressive disorder)や気分変調性障害(Dysthymic disorder)などの「うつ病」を引き起こす要因になることもわかってきました。
さらに、日常で経験するささいなトラウマであっても、メンタル面に悪影響を与えるということも明らかになってきました。
バタフライハグの脳科学(EMDR)
バタフライハグは、なぜ、効果があるのでしょうか。
現在、アメリカでは、PTSD(心的外傷後外レス障害)に対して、眼球を水平方向に左右に動かす、EMDRという治療法が急速に広がっています。
トラウマが脳に生じると、ネガティブな感情を生み出す右脳が暴走します。
一方、これを抑え、ポジティブな思考を促す左脳の働きは低下しています。
右脳の暴走を防ぎ、左脳を働きを改善するのが、EMDRの原理です。
その簡易版としての効果が、バタフライハグにあると考えられています。
https://www.akamon-clinic.com/butterflyhug/
バタフライハグの解説動画⇒クリック!
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