日本でも、ユーザ数が徐々に増えつつあるフェイスブック。中には、とりあえず登録したものの、どうしても削除したい! という方や、新しいアカウントに作り直したい! という方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで、フェイスブックのアカウントを完全に削除する方法をご紹介しましょう。

 フェイスブックのアカウント削除プロセスは極めてカンタン。ただし、いったんアカウントが削除されると、フェイスブックへのログインはもとより、フェイスブックアカウントを使って利用していたウェブサイトやウェブサービスも使えなくなってしまいます

フェイスブックアカウントでログインしていたサイトをチェックし、これらのアカウントを事前に終了しておきましょう。ちなみにフェイスブックでは、削除の手続を行ってから、実際にアカウントが削除されるまで、14日の待機期間があり、この間にフェイスブックアカウントを使って、フェイスブックやその他のウェブサイトにログインすると、アカウントが復活する仕組みになっています

では、アカウント削除のための具体的な手順に移りましょう。

  1. フェイスブックにログインし、こちらの「アカウントを削除」のページに移動。注意書きを確認した後、「送信」をクリック
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  3. 「アカウントを永久に削除しようとしています。よろしいですか?」という確認画面が現れるので、パスワードと画面に表示されている文字を入力して、「OK」をクリック
  4. アカウント削除の手続を開始したことを通知するフェイスブックからの確認メールをチェック。受信トレイで見当たらなければ、スパムや迷惑フォルダに紛れ込んでいないか確認しましょう。確認メールを受信していない場合は、削除手続が始まっていない可能性もあるので、もう一度1. と2. をやり直してください。

上述のとおり、アカウントが実際に削除されるまでには、14日間かかります。この期間中、フェイスブックとその他の関連ウェブサイトで、フェイスブックアカウントを使わなければ、アカウントは完全に削除されます。また、新しいアカウントを作り直すために現行アカウントを削除する場合、現行アカウント削除の待機期間中に、新しいアカウントを作成することは可能です

フェイスブックのアカウントを削除する前に、アカウント内のデータのうち、必要なものはローカルなどに保存しておきましょう。具体的な方法としては、連絡先だけGmailに移しておきたいなら、ライフハッカーアーカイブ記事「Facebookの連絡先をGoogleの連絡先にエクスポートできる『Friends to Gmail』」、アカウントデータをダウンロードしたい場合は、同「Facebookにアカウントデータが丸ごとダウンロードできる機能が搭載された!」や「Facebookのダウンロード機能ではカバーされていない重要データをダウンロードする方法」なども、あわせてご参考まで。

Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)