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「二子玉川公園」4月に一部開園へ-園内にスターバックス出店も

園内の様子(日本庭園)

園内の様子(日本庭園)

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 整備中だった「世田谷区立二子玉川公園」(世田谷区上野毛2~から玉川1)が4月14日13時、開園する。

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 2010年6月に基本計画が策定された同公園。今回開園するのは昨年春より開始した第1期整備工事部分の西側約半分で、広さは約4ヘクタール。3階建てのビジターセンター、イベント用ステージを備えた芝生広場、砂場や複合遊具などが設置される「遊具の遊び場」、里山、富士見台、「帰真園」(日本庭園)、「ナチュモコガーデン」(住民花壇)、「世田谷いのちの森」を備える。同園南側の多摩川河川敷へとつながる眺望広場付近には、スターバックス(本社=品川区)が約90平方メートルの1階建ての建物内に出店する。営業開始予定は7月。

 昨年10月に公募した同園の正式名称は、応募総数約300の中から最も投稿が多かった「二子玉川公園」に決定。全応募名称は同園北側エントランス部分に設置する彫刻した金属板で確認できる。

 当日は、保坂世田谷区長、近隣の町会関係者、工事関係者と区議員らでテープカットなどの開園式を行った後、13時ごろに開園する予定。ビジターセンターでは14時ごろまで区職員手製の「帰真園 旧清水書院」のペーパークラフトを先着300人へ配布するほか、遊び場で公園サポーターによるシャボン玉、こま、ベーゴマなどのイベントも。

 「住民参加」を掲げる同公園は、公園づくりだけでなくその後の管理・運営も行政らと共に担うボランティアグループによる「公園サポーター」制度を採用しており、2009年より「みどり」(住民花壇の運営管理、樹木管理)、「子ども」(子どもの遊び場づくり)、「安全・安心」(安全できれいな公園の管理)の各グループに分かれ活動してきた。開園後も引き続きメンバーを募集している。

 全面開園は2015年の予定。同公園サポーターに関する情報・登録は公園内ビジターセンターまで。

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