りおの感想文です

Missouri Valley Collegeに在学している、留学1年目の田中りおです。

今学期、そしてこの1年は本当に大変なことの連続で多くのことに悩みました。そんなとき助けてくださった人達のおかげで、なんとか今こうして留学し1学期目を終えることが出来ました。
最初のほうは本当に監督やチームメイトが何を言っているのか全く聞き取れなくてどうしたらいいのか分からないことだらけでした。また怪我のことでトレーナーと話さなければいけないときも伝えたいことが上手く伝わらなくて、自分の英語力のなさに本当にイライラしました。今でも聞き取れない、思ったことが伝えられないことばかりです。

サッカーでは、今シーズン1度も試合に出ることが出来なくてとても悔しい思いをしました。こっちのサッカーは本当にあたりが激しくて、サッカーでこんなにも肉体がぶつかり合う音を聞いたのは初めてでした。練習中でもボールを奪おうとする際に、足を何度も蹴られて気付いたら痣ができていたということが結構あり、これがアメリカのサッカーなのだと実感しました。フィジカル面で劣る分、体力では負けないようなスタミナをつけることや状況判断を早くすることであったり、ボールを持ちすぎずに敵がきたら味方を使うだとか意識してサッカーしようと思っていても実際には出来なくて何度も失敗したりと、 改善点がたくさんあります。春に練習試合があるので、それに向けて今シーズンの練習で感じた課題を1つでも改善できるように毎回の練習で意識して取り組こうと思います。
私たちのチームはプレーオフの準決勝で負けてしまったため、11月の初めにシーズンが終わりました。このままでは運動量が減ってさらに体が重くなっていく一方だと焦ったのと、もともと短距離が好きだったということで、陸上部の練習に参加させてもらうことにしました。高校のときの走りよりかは緩いだろうと思って少し甘く見ていたら、(確かに高校と比べたら走る量は少ないのですが)とてもきつくて練習参加数日で辞めようかと思いました。大変なことばかりですが、挑戦してみてよかったなと思っています。練習を通して英語でコミュニケーションを取る時間が増え、走り方を学べることで、サッカーにもつながる部分はあるはずです。来学期からはサッカーの練習も再開するのでどうなるかは分かりませんが、陸上部のほうも出来るだけ練習参加したいと思っています。

勉強面ではESL、一般科目の数学やアートのクラスを取っていたので、講義を聞いてレポートを書くといった課題がなくて助かりました。ですが授業で教授が何を言っているのか分からないことが多かったため、授業後はほぼ必ず教授のところに行って教えていただいたり、Office Hourに質問しにいったりしました。来学期は今学期より多くクラスを取るためきっと大変になりますが,予習復習を徹底していきたいです。そしてなにより英語が出来るよう頑張りたいです。

留学する前から私みたいなサッカーの実力もなく英語も出来ない人が留学なんて出来るわけないと結構多くの人に反対され、怪我のことでもとても悩みました。それでも背中を押し続けてくれた家族、友達や22誇1。お世話になった英語教室の先生やコーチ、卒業してからもこっちに来るまで一緒に練習してくれた順心の後輩、トレーナーさんたちなど挙げればきりがないのですが、本当に感謝しています。

今年中に怪我から復帰したと言いたかったのですが、こっちに来て試合をやってないので私としては復帰したと言い切れないと思っています。来年こそは試合に出て復帰したことを伝えられるように頑張ります!

みゆきさん、かなえさん 留学前から大変お世話になりました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。