7月15日に福島県いわき市で行われた石川県能美市にある
「よしだ小児科クリニック」院長の吉田均医師の講演会
が行われました。
吉田氏は『被害報告 チェルノブイリ被害の全貌 / 岩波書店刊 』
翻訳チーム参加、専門家アドバイザーや『原発の危険から子どもを
守る北陸医師の会』世話人をやっている方です。
ソース
http://2011shinsai.info/node/4371
その講演会に訪れていたいわき市の小学校の元教員が
昨年度いわき市の小学校で1年間で3回測定をやっている
身長を測った結果、1センチも伸びていない子が
多いと発言しました。
1分27秒ごろ
「私はいわき市の小学校の教員を3月までやっておりました。
えっと、子供たちの中で体調の変化がすごくありました。
震災以降、例えば鼻血といいましても、普段私達が子供を見ていく
時には、熱い時には、そういう時にたら~ていう鼻血なんですけれども
震災以降は、ドバーと出る鼻血に変わったんです。
同じ子が何度も出す。私はそういう様子を見て、明らかに震災以降
変わっていると思っているので放射能による影響だと思っています。
でもこれを教員同士で共有することはできません。
職場で放射能の話をするのはダブーなので
思っていても、疑問に思っていても「そうだよね。」とかいう話し合いが
できなかったんですね。」
~省略~
2分22秒ごろ
「例えば身長なんかもですね、あの~ 毎年3回測るんですけれども
体重が増えていない、身長が1ミリも伸びていないというと
普通担任は、「どうしたんだろう。この子 家庭でなんか虐待とか
そういう心配事とかあるのかな」という事を考えるんですね。
成長期の子なので1ミリも伸びない子はいないんです。普通は
それなんですけども、昨年度学校の中で1センチも伸びていない
1ミリもいたかな けっこういたんです。」
放射線影響研究所のHPによると
若年被爆者の成長の指標として身体測定(身長、体重、胸囲など)が
長年にわたって行われてきた。
調査の結果、幼時期の原爆放射線被曝により成長遅滞を生じることが明らかに
なっている。
被爆した時の年齢が異なる場合の影響を示すもので、20歳を超えた時点の
最初の測定値を用いている。男性よりも女性の方に影響が強かったようである。
女性の初潮年齢に関する調査も行われたが、放射線の影響は
認められなかった。しかし最近のデータからは、放射線被曝により
閉経が早まる可能性が示唆されている。
縦軸は1 Gy当たりの身長への影響(単位はcm)
横軸は被爆した時の年齢。
ソース
http://www.rerf.jp/radefx/late/choleste.html
初期被爆が正確にわかっていない以上、これも可能性の一つとして
考えた方がいいのではないかと私は考えています。
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