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昨今、世界がどんどん狭くなりつつあると共にイリーガルな人の往来も多くなってきましたが
(って、本当か???)
9.11のテロを契機に外国人の入国について様々なチェック方法が増えてきました。
人をふるいにかける方法の一つとして『IC旅券(パスポート)』というものがあります。
日本人で有効なパスポートを持っている人の多くがIC旅券になっていると思いますが
日本ではIC旅券の制度が2006年3月20日からスタートしています。
で、そのIC旅券ってどんなものかというと
個人情報を記録したICチップを埋め込んだパスポートってだけなのですが
それはICAO標準の機械読取式旅券というものです。
ICAO(International Civil Aviation Organization)
日本語に訳すと「国際民間航空機関」というところが標準で定めた機械読取式旅券で
旅券の身分事項ページに機械読み取り可能な個人情報等の旅券データが記載されている
パスポートのことです。
さて、そこに何が記録されてるか気になるところですw
このタイプのパスポートは不法入国者への対応策として導入されましたが
国籍や名前、生年月日などパスポートに書かれている身分事項と所持人の顔写真を
電磁的に記録しています。パスポートの冊子中央にICチップと通信用のアンテナを
格納したカードが組み込まれています。
効果としては顔写真を貼り替えたパスポート等を使用しても
ICチップに記録されている情報と照合すると偽造を見破ることが出来やすいため、
パスポートの偽変造がより困難になり、各国の出入国審査等でチップに記録された顔画像と
その旅券を提示した人物の顔をカメラで撮影して照合することで
他人がパスポートの写真を貼り変えて「なりすまし」で入国するなどの
不正使用の防止に役立つようにしています。
このIC旅券を導入した経緯は、パスポートの偽変造や成りすましによる不正使用が増加し、
犯罪や不法な出入国に利用されている状況が多かったため
偽変造が困難で安全性の高いパスポートとして
生体情報認証技術(バイオメトリクス)の応用が研究されてきました。
特に2001年の9.11テロを契機にテロリストの不正使用を防止する観点から
国際的に議論されました。
また、アメリカ合衆国がビザ免除継続の要件として各国にバイオメトリクスを採用した
パスポートの導入を求めたことがこの議論に拍車をかけました(アメリカってエラソーw)。
そしてICAOが2003年5月に記録媒体として非接触型ICチップを選択し、
ICチップに記録する必須の生体情報として「顔画像」を採用しました。
このため日本でもIC旅券の生体情報としては、「顔画像」のみを記録しています。
まあ、従来型のパスポートは期限まで使えますし
IC旅券になって、手数料が千円UPしてしまったので
有効なパスポートを持っていれば、取り直す必要は無いのですが
国によってはパスポートコントロールで他の人より手間取るかもしれませんので
待たされても大らかな気持ちで待ってあげてください。
それにしても本当に顔写真だけ記録してるのか気になるところです。
(あ、まだIC旅券になる前のパスポート使ってるんやったw)
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「IC旅券になったら、入られへん国があるんちゃうか?!」
と、本人が過去の出来事を思い出して気まずい思いをしているのを見透かされてる方も
そこは気がつかなかった振りをして、ひとつ
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