佐藤弁護士は「間接事実の寄せ集めに過ぎない」と批判した。 /ジャーナリスト江川紹子

検察側は間接事実の寄せ集め、弁護側に課題も

また、犯人からの長文の「ラストメッセージ」が完成したのは、昨年12月31日の午後11時37分39秒。1月1日午前0時18分に「謹賀新年メール」が送信されていた。昨年の大晦日の夜は、片山氏は家で過ごし、家族と一緒に食事をして年越し蕎麦も食べ、紅白歌合戦を見ていた、という。母親の供述も一致しており、弁護人は「片山さんにはアリバイがある」と主張。

公判前整理手続きで、検察側は「証明予定事実をよく読んでもらえば、被告人が犯人であることは分かってもらえるはずだ」と述べた、という。これに対し、佐藤弁護士は「間接事実の寄せ集めに過ぎない」と批判した。

検察側は、直接証拠がないのを補うように、片山氏が犯人からのメールなどで使われていた言葉を検索した履歴があることを、証明予定事実の中で強調している。前回の記者会見で明らかにされた1月2日に「猫、首輪」という言葉を検索していた問題については、片山氏本人は、「覚えていない」と述べている、という。弁護側は、「その問題は、弁護団としても課題。検索に関しては、検察官が言うような言葉だけでなく、片山さんが犯人であれば、マルウェアやセキュリティについても調べているはずだ」として、それについての検索履歴も明らかにするよう求めたことを明らかにした。

次回の公判前整理手続きは8月22日に行われる。

引用:【PC遠隔操作事件】雲取山USBメモリの謎(江川 紹子) – 個人 – Yahoo!ニュース

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