人を人とも思わず使い捨てにするような組織、社会に、未来はないだろう、ということは、しみじみと感じますね。/落合洋司弁護士

この発言が、どういう流れの中で出たかがわからないので、直ちに、この会社が「人を野菜や魚のように扱っている」とは決めつけられないと思いますが、一般的に、「ブラック企業」と言われるような会社の感覚は、こうした、人を人とも思わず使い捨ての消耗品扱いする、というものなのでしょう。

かつては、終身雇用、年功序列で一致団結して頑張る、景気が悪くなっても雇用は守る、といったことが、日本の強さを支えるものとされたことがありましたが(そうした日本の特色をベタほめしたジャパンアズナンバーワンという本がベストセラーになったこともありました)、そうした強みは今や消え失せ、では何が残っているのか、代わるものはあったのか、ということが、今まさに問われているということを感じます。

人を人とも思わず使い捨てにするような組織、社会に、未来はないだろう、ということは、しみじみと感じますね。

引用:2013-07-24 – 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

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