みやま市の犬たちについてのお願い!! | Animal Life Saver

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福岡県大牟田市を中心として、どうぶつ愛護活動をおこなっている団体です

ご報告が遅くなっており、大変申し訳ございません。

 

 

飼主さんが17頭の犬たちを置いて、事情で帰宅できなくなっているみやま市の現場の犬たちについてです。

 

 

里親さん募集中の犬たちを、1頭ずつ紹介を掲載したいと思います。

 

 

しかし、その前に・・・

この現場の犬たちをお迎えいただく為に、現在の飼主さんから新しい飼主さんへ、お約束頂きたいお願い事をお伝えさせていただきたいと思います。

 

以下の⑥項目です。

 

① フィラリア予防の薬を必要な期間中(5月初め~12月初め)に必ず飲ませてくださる事。


② 狂犬病予防接種を毎年必ず受けてくださる事。(体調に依る)

 

③ 犬の体調を常にご注意いただき、異常のある時は動物病院へ連れて行ってくださる事。

  また、最期まで温かく看取ってくださる事。

 

④ 鑑札と迷子札を必ず付けてくださる事。

  また、姿を見失った時は、最寄りの警察と保健所(動物管理センター等)へ直ぐに連絡を入れてくださり、しっかり捜してくださる事。(付近に愛護団体があれば、団体へもお願いいたします)

 

⑤ 犬たちには心が在り、無垢な魂を一生持ち続ける存在である事を深くご理解くださる事。

 

⑥ フードの原材料表示を見て、有害添加物(着色料・保存料)の可能な限り入っていない製品を選らんでくださる事。

  できれば、生鮮食品から手作りの犬用フードを与えてください。

 

以上です。

 

①②③④⑤は当り前の事として、大切な家族としてお迎えくださる方へ改めてお願いするまでの事ではありませんが、のフードに関しては再認識する価値があります。

 

現在、みやま市現場の犬たち17頭の内、7頭は14才を超えていますが、通院の必要も無く元気にしています。

そしてどの高齢犬たちも、年齢より数年は若く見えます。

沢山の犬たちを見てきた私(石村)としては、異常に思えるほどの犬たちでした。

もう一度、過去の掲載記事をご確認ください↓(クリック)

 

≪みやま市の犬たちについて!≫

 

中でも写真のナッツは18才です。

白内障があり視力は良くはありませんが、鼻と耳は良く、足腰も悪くありません。

 

こんな元気な18才の犬は、なかなか見掛ける事はありません。

 

その他、以下の犬たちも、写真を見てください。

みんな驚くほどに、とても元気です。

コウタ 16才オス

 

ケリー 16才メス

※この子は推定での16才ですが、確認できる記録から少なくとも13才以上である事は明らかです。13才としても充分に若過ぎます。

 

サリー 16才メス

どうかすると8才か9才といっても判りません。

 

ユウタ 15才オス

※この子は耳が聞こえませんが、鼻と目は大丈夫です。

身体も動き、5~6段のブロック塀に軽々と飛び登ります。

 

左側 すず 14才メス

右のチョコ8才と同じ日に生まれた姉妹と言ってもいいくらいです。

 

ココ 14才メス

アレルギーを少し持っていて、この子の見た目がやや年相応に近いかも知れないといったところですが、それでも平均的な14才としてはとても元気です。

 

以上の高齢犬たちは、ほとんどが白内障も進んでおらず健康です。

そして、高齢犬に多く見られる腫瘍などは、まったく見当たりません。

 

客観的に見てこうした状態は、現在の飼主さんがこれまで長期に渡りフードの内容物にこだり続けた成果だと考えられます。

 

贅沢を知らないこの子たちには、この健康状態が唯一の宝物なのです。

 

みやま市の犬たちに関しては、飼主さんのこの努力を尊重して、今後も同じかそれ以上に、フードに気を使っていただける事をお願いさせていただきます。

 

難しい事ではありません。

判りやすい様に、飼主さんの努力していた方法を以下に説明します。

 

① 添加物(着色料と合成保存料)の入っていないフードを与えるのが基本です。

 しかし、無添加のフードは高価で、経済的に無理な場合は極力添加物の少ないフードを選ぶ。

 

② わずかでも添加物を使用しているフードは、一定期間を置いて異なるフードに替え、特定の添加物が体内に蓄積されるのを防ぐ。

数種類の異なるフードを組み合わせて、ローテーションを組んで与えれば、なお良い。

(そのためには、添加物の種類を知らなければなりません。)

 

③ おやつのわずかな量でも、添加物入りは与えない。

 

④ 乾物(いりこや鰹節)などのミネラルの多い物は与えない。

犬猫にはミネラルを吸収する力が人間の5倍以上あるので、6分の1程度のミネラルで充分です。

ミネラルを取り過ぎると、尿路結石などできやすくなり危険です。

 

⑤ 手作りのフードを与えるのがベストですが、人用の食品でも添加物の入っている物は避ける。

特に牛肉には人間用でもほとんど発色剤が添加されているので使用しない。

人間には目立って害は感じられませんが、代謝の異なる犬には危険な発癌物質です。

 

⑥ 人間と動物との違いを理解して、日々、新しい事実を勉強し注意する。

(人間よりも代謝の早い犬たちにはわずかな添加物でも悪影響が大きい事や、人間に比べて犬の肝臓は化学物質を解毒できない事などを知り、注意する。)

 

以上です。

要するに、この犬たちをお迎えくださる方には、犬の健康マニアになっていただきたいのです。

 

 

偉そうな事をお伝えして、本当に申しわけございません。

 

実をいえば、(秘密でもなんでもありませんが)当会預かり所の犬たちに対しては、着色料や保存料などほとんどチェックせずに与えていました。

 

フードに関して満足に何か気を遣えている事があるとすれば、アレルギーのある子に対して、その子をとても心配くださるメンバーさんがアレルゲンフリーのフードを定期的にご支援くださっている分をきちんと与えている事くらいです。

(Aさん、Mさん、いつもいつもご支援、本当にありがとうございます。)

 

無添加の高価なフードなどとても購入する事はできず、また、手作りする時間などとても私たちにはありません。

 

一昨年くらいから、この現場に見習って、安い無着色のフードをローテーションで与え始めたくらいです。(安い無着色のフードには保存料が入っています。無添加のものはありません。)

 

ですから、私たちがとてもできていない事を、お願いする事になります。

 

身の程も考えずに、本当に申しわけございません。

 

 

しかし、高齢なのに健康な犬たちを見ると、この飼主さんの努力を終わらせてはいけないと思うのです。

 

 

繰り返しますが、この現場の犬たちは贅沢を知りません。

 

このお宅に来てから今まで、無着色の数種類のドライフードを、一日に必要最低量だけ食べて生きてきました。

 

体調を崩した時にだけ、フードに安い缶詰を混ぜてもらう事ができました。

 

他に美味しいものも知らず、とても可哀想にも感じます。

 

美味しいものを食べられれば、少しくらい早く死んでも良いような気がします。

 

 

しかし、本当にそうでしょうか?

 

私(石村)は、美味しいものを食べる事だけが幸せではない、と思います。

 

犬たちにとっての幸せは、大好きな人とずっといつまでも一緒にいられる事です。

 

少しでも永く生きて、ずっと一緒にいられる事です。

 

長生きも、また大きな幸せの一つです。

 

そしてその方法と実践と成果が、目の前にありました。

 

当会としては、この努力と成果を尊重して、ぜひ継続してくださる事をお願いさせていただきたいと思います。

 

 

追って、一頭ずつの募集記事を掲載させていただきます。

 

 

 

 

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