生活費が高い都市ランキング、東京1位・大阪2位=調査

生活費が高い都市ランキング、東京1位・大阪2位=調査
2月4日、英経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した生活費の高い都市ランキングは、東京が1位、大阪が2位になった。写真は銀座で1月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)
[ロンドン 4日 ロイター] 英経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が4日発表した生活費の高い都市ランキングは、東京が1位、大阪が2位になった。
EIUは、世界の140都市について、食料や衣料、家賃など160項目以上の価格を調べた。
その結果、東京が1位に返り咲き、大阪は2位となった。調査を担当したジョン・コープステイク氏は、東京の首位復帰は大きな驚きではないとし、その理由として、不動産価格や賃貸料の高騰などを挙げた。1992年以来、東京が1位以外だったのは6回のみ。昨年1位だったチューリヒは7位に後退した。
コープステイク氏は、今年の結果で注目すべき変化は、オーストラリアの物価上昇により、シドニーが3位、メルボルンが5位にランクインしたことだと指摘。「他の都市では見られない上昇の仕方だ」と述べた。
そのほか、10位以内にはオスロ、シンガポール、パリ、カラカス、ジュネーブなどが入った。
北米の都市は上位20位には入らず、バンクーバーの21位が最高位。米国ではニューヨークとロサンゼルスが一番高く、ともに27位となっている。

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