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夢の新薬とされるオプシーボについて

2016年10月13日 | 医薬

小野薬品工業が開発したオプジーボ。
平成26年に
皮膚がんのラノーマ」の新たな治療薬として厚生労働省から
承認された新薬です。
体の免疫の機能を活性化させて、がん細胞を破壊する新しいタイプのがん治療薬で、
手術が出来ないほど進行したがんを縮小させるなど、これまでの抗がん剤には
なかった治療効果が確認され、世界に先駆けて承認された経緯があります。
私の知人の医師の中にも、この薬の効果を絶賛する方も多いのも事実です。

当時、予想された年間の患者数はピーク時で470人。売り上げは31億円が見込んで
いましたが、平成27年に肺がんへの効能が追加されると、対象となる患者の数は
1万5000人と一機に拡大し、売上げの予想も1260億円に急拡大しました。
しかし、薬価は変わらず100mgでおよそ73万円。非小細胞肺がんの場合、
1回3mg/kgを
2週間間隔で投与。体重60キロの成人に対して、1年間継続して
投与された場合、
約3500万円の医療費が必要とされています。

この高額な医療費を巡っては、批判が相次ぎ、年間40兆円と言われる医療費の
うち10兆円とされる薬剤費を大きく引き上げ、国民健康保険と国の社会保障費の
増大が懸念されています。
 

参考: 高額な薬価なぜ 抗がん剤投与に年間3500万円・・・・
 
    http://style.nikkei.com/article/DGXKZO04024630U6A620C1TZT001

 

 

 


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