◆ロバート・レッドフォード監督・主演のポリティカル・スリラー「ザ・カンパニー・ユー・キープ」に、シャイア・ラブーフが出演！！

「明日に向って撃て」(1969年)や、「華麗なるギャツビー」(1974年)、「大統領の陰謀」(1976年)といった作品で、主に70年代から80年代にかけて、全盛期を誇ったロバート・レッドフォードが自ら主演し、監督する最新作「ザ・カンパニー・ユー・キープ」に、「トランスフォーマー3 / ダーク・オブ・ザ・ムーン」の大ヒットが、それを凌ぐ「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」のウルトラ・メガヒットで、アッという間にかすんでしまったシャイア・ラブーフが出演し、往年の二枚目の大スターと対決することになりました…！！
ニール・ゴードンという作家の同名原作を映画化する「ザ・カンパニー・ユー・キープ」(The Company You Keep)を製作するボルテージ・ピクチャーズと、ワイルドウッド・エンタープライズが共同で発行したプレスリリースによれば…、FBIから30年あまりにも渡って追われているロバート・レッドフォード演じる元過激派のお尋ね者の主人公が、シャイア・ラブーフ扮する功名心に駆られたガムシャラな若いジャーナリストによって潜伏生活を暴かれ、真の素性を世間に晒されたことで、再び逃亡をはからなければならないことに…！！といった内容だそうです。シナリオを手がけたのは、「イギリスから来た男」(1999年)や、最新作の「ヘイワイヤー」(2012年1月全米公開)といったスティーヴン・ソダーバーグ監督とのコンビ作で知られる脚本家のレム・ドブスだそうですから、それなりにおもしろいスリラー映画になりそうな気もする「ザ・カンパニー・ユー・キープ」ですが、問題はロバート・レッドフォードが自分で監督することによって、「大いなる陰謀」(2007年)や、「ザ・コンスピレーター」(2011年)のように、自らの政治的信条を声高に盛り込んだ社会的なメッセージ映画に変えてしまいはしないか…？！といった点ですね。あくまでも映画として、おもしろいことを前提に、観客をのめり込ませるものでなければ、訴えたいメッセージに対して、観客はうなづいてくれない…という基本的なことを、オスカー監督でもあるロバート・レッドフォード(監督デビュー作「普通の人々」で受賞)が今一度、重視してくれるとよいのですが…。
ロバート・レッドフォード VS シャイア・ラブーフの「ザ・カンパニー・ユー・キープ」は、来る9月からカナダのバンクーバーで撮影開始だそうです。　(via: Deadline)

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◆ギレルモ・デル・トロ監督が製作総指揮をつとめるホラー映画「ママ」の主演に、「ザ・ツリー・オブ・ライフ」のジェスカ・チャスティンが決定！！

昨日(7月19日)、エマ・ワトソン主演の「新・美女と野獣」をプロデュースする仕掛け人をつとめることをお知らせした、ギレルモ・デル・トロ監督は、おびただしい数の映画プロジェクトを抱え、いったい、それらのひとつひとつが本当に進められているのか？！、ともすると、首をかしげてしまいそうですが、どうやら、多忙でも各企画にはキチンと目を配っているようで、おととし2009年5月にお伝えした短編ホラー映画「ママ」の長編化が、本格的に動きだすことになりました…！！
カナダのカルト映画サイト Twitch のトッド・ブラウンが単独スクープで報じてくれた最新のニュースによれば、スペインのCMディレクター、アンドレス・ムシェッティが2008年に発表した同名の短編ホラー映画を、ギレルモ・デル・トロ監督が製作総指揮をつとめ、ユニバーサル映画の出資で長編化する最新作「ママ」で、恐ろしいお母さんに扮する主演女優として、先ごろ、カンヌ国際映画祭でグランプリのパルムドールに選ばれたことが話題になった、テレンス・マリック監督の「ザ・ツリー・オブ・ライフ」で、ブラッド・ピットの妻を演じたジェスカ・チャスティンが決定し、今秋10月にもクランクインする見込みだ…！！とのことです！！
ジェスカ・チャスティンは、「ザ・ツリー・オブ・ライフ」のほか、やはり、カンヌの国際批評家週間でグランプリを獲得したサイコ・ドラマ「テイク・シェエルター」や、ヘレン・ミレンの若い頃を演じ、サム・ワーシントンと共演したスリラー映画「ザ・デット」でも、圧倒的な演技力を発揮するなど、才能が注目されている新進女優で、今年末から来年にかけての映画賞レースでは、彼女の名前がくり返しあげられることは間違いないと見込まれていますから、そのジェスカ・チャスティンがギレルモ・デル・トロ・プレゼンツの本格的なホラー映画に挑む…！！というのは、大変に期待が持てそうです…！！、
オリジナルの短編映画を作ったアンドレス・ムシェッティが、ギレルモ・デル・トロ監督の後見を得て、映画監督デビューを飾るホラー映画「ママ」の内容は、森で置いてきぼりにされてしまった捨て子のふたりの幼い少女を、ジェスカ・チャスティンが見つけて保護し、養母の役割をつとめてくれますが、やさしいママには実は秘めたる目的があり、死んでしまった自分の本当の娘たちを復活して、蘇生させるための道具として、ふたりの少女たちを利用するつもりなのだった…！！、…というわけで、実際のところ、特に具体的なストーリーはなかったショート・ホラーに(↓)、梅図かずおの世界を彷彿とするような？！プロットが与えられたようです。
常連のCIAリーダーの方は、すでに2年前に観ている「ママ」ですが、どんな作品だったか？！、忘れてしまった人や、観たことないんですよ…という人もいると思うので、再びアタッチしておきます…！！








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